シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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課題演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 月5 | 商学部 | 浅倉 和俊 | アサクラ カズトシ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-BS2-12XS
履修条件・関連科目等
2年次配当の事前登録科目です。
少なくとも簿記論、できれば中級簿記論の簿記の知識があることが必要です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
新聞記事を読み、簿記・財務会計を学ぶ
本演習では、最初に、持ち回りで、3分間スピーチを行います。次に、新聞記事を読み、ゼミ員がその記事をまとめて、その後にその内容についてゼミ員全員で討論します。最後に、この記事に関連した仕訳の問題を解いたり、財務会計の理論を学びます。
新聞記事については、最初はすべての新聞記事を教員が準備しますが、後半からは、教員が準備した新聞記事に加えて、各ゼミ員が持ち回りで、2回ほど、興味ある新聞記事を探して、解説してもらいます。
また、私も含め、ゼミ員同士で会計の分野に限らず、さまざまな問題を話し合う場になればよいと願っています。
科目目的
この科目は、ベーシック演習Ⅰ・Ⅱで養成された基礎的な能力を、具体的なテーマに沿って応用・発展させることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する能力を養うことを目的としています。
このゼミでは新聞記事を読みながら、簿記論や中級簿記で学んだことが、実際の世の中ではどのような会計活動として表れているのかを知るとともに、これまで学んでない財務会計論や高等簿記論などの知識や会計処理を身につけて行きます。
到達目標
新聞記事を読み、簿記の仕訳や財務会計の理論を思い起こせる力を習得します。また、3分間スピーチや新聞記事の解説を通して、みんなの前で意見を発表したり、自らの考えをわかりやすく説明できる力を養うことも大切にしたいと思います。
授業計画と内容
概ね次のテーマで行いますが、新聞記事については、その時々の話題になっている出来事を取り上げるので、各回のテーマの範囲や順序は変更になります。
1.ガイダンス
2.国際会計基準
3.損益計算書
4.貸借対照表
5.現金・預金
6.収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法
7.棚卸資産回転率・回転期間
8.有形固定資産の減価償却
9.固定資産の減損
10.研究開発費
11.のれん
12.金銭債権の減損処理
13.持ち合い株
14.借入金
15.普通社債
16.新株予約権付社債
17.引当金
18.退職給付
19.リース
20.新株発行
21.自己株式
22.新株予約権
23.剰余金の配当
24.各種の販売形態
25.本人と代理人
26.連結財務諸表・企業結合
27.中間財務諸表
28 非財務情報
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・授業の最初に3分間スピーチを行いますので、あらかじめテーマを決め、そのテーマについて、3分間で論理的に話ができるように、準備してください。
・5月の中旬から、各ゼミ員が、興味ある財務会計に関する新聞記事を選び、それについて解説しますので、日々から新聞を読み、興味ある新聞記事を見つけ、その記事について、教員になったつもりで、ゼミ員に解説する準備をしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 次のように評価します。 *3分間スピーチの態度、内容、論理展開により評価します(30%)。 *新聞記事(教員の準備した記事)について、要約の仕方、質疑応答により評価します(30%)。 ・新聞記事(ゼミ員の準備した記事)について、テーマの選択、解説のわかりやすさ、質疑応答により評価します(40%)。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
毎回、記事を用意します。ただし、日本商工会議所簿記検定試験3級と商業簿記2級の問題集を持参してください。これらの問題集については、簿記論や中級簿記論でテキストとして使用した問題集で結構です。この点については、ガイダンスの時に話し合います。
その他特記事項
[募集人数〕
15名程度
[募集方法〕
〇志望動機(エントリー時にC plusで入力)
〇面接試験(Webex等を使用したオンライン面接)
[国外実態調査〕
実施しない
[ソフトウェア利用〕
ソフトウェアの利用なし