シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 月5 | 商学部 | 原田 喜美枝 | ハラダ キミエ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-11XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
経済データを分析する力を身に着け、英語でのプレゼンテーション力も養う
Excelでのデータ分析や関数を学び、統計分析ソフトの使用方法を習得するため、必要であればテキストを読み、データ分析の知識を高めます。興味の対象は幅広く設定しますが、データ分析を生かせる分野であることは必要です。
発表の機会は多くありますので、プレゼンテーション能力も高めます。英語でプレゼンする機会もありますので、下手でも英語での発表を「よい機会」ととらえられる学生さんを歓迎します。
研究分野
1)金融、企業に関する分析
2)その他に関する分析も可能(ただし、データ分析に足る分野であること)
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
この演習の目的は、データ分析の知識とスキルを身に付けること、どの仕事にも必要不可欠な基礎的な力として、書く能力やプレゼンする能力などを身に着けることです。
到達目標
この演習の到達目標は、実証分析の知識とスキルを身に付けるだけでなく、どの仕事にも必要不可欠な「読む」、「書く」、「話す」、「聞く」の力を養うことです。学術的な文献を読むことを通じて読む力を、論文を書くことを通じて書く力を、研究の発表を通じて話す力を、グループで作業することを通じて聞く力を養います。また、グローバル言語英語での「読む」「書く」、「話す」、「聞く」能力を養います。そして、簡単な回帰分析などをおこなえる力も養い、「分析」力も身に付けます。
授業計画と内容
(3年次)
春学期
第1回 ガイダンス、自己紹介
第2回 半期の説明、シラバス確認、manaba利用の説明、図書館のデータベースの説明
第3回 図書館データベース実習、グループワーク
第4回 図書館資料探し、グループワーク
第5回 VPN接続の説明、GPAや留学に関する説明、グループワーク
第6回 Excel関数の学習スタート、日経FQの利用、グループワーク
第7回 Excel関数の学習(サブゼミで本格的に)、日経FQの利用、グループワーク
第8回 Excel関数の学習、日経FQの利用、グループワーク
第9回 グループテーマのプレゼン
第10回 グループワークのプレゼン
第11回 回帰分析、データ利用、グループワーク継続
第12回 回帰分析、データ利用、グループワーク継続
第13回 回帰分析、データ利用、グループワーク継続
第14回 前期の振り返りとしてまとめ
夏休み期間中に合宿を予定(コロナ終息如何による) 春学期に決めた課題について報告
秋学期
第1回 ガイダンス、夏休み期間中の宿題の確認、発表
第2回 グループワークの総仕上げ
第3回 グループワークの総仕上げ
第4回 論文とレポートの違いを理解
第5回 論文とレポートの違いを理解
第6回 論文輪読1、回帰分析の実習作業
第7回 論文輪読2、回帰分析の実習作業
第8回 論文輪読3、回帰分析の実習作業
第9回 論文輪読4、回帰分析の実習作業
第10回 論文テーマの発表、データDBの復習
第11回 論文テーマの発表
第12回 論文テーマの発表
第13回 論文テーマの発表
第14回 後期の振り返りとまとめ、4年次の説明
(4年次)
春学期
第1回 ガイダンス
第2回 卒業論文について意見交換、テーマ決定
第3回 卒業論文の関連研究を探し、報告
第4回 卒業論文の関連研究を探し、報告
第5回 関連研究は引き続き収集、卒業論文に使うデータを収集
第6回 関連研究は引き続き収集、卒業論文に使うデータを収集
第7回 卒業論文用データで分析、発表
第8回 卒業論文用データで分析、発表
第9回 個人毎の研究進捗状況について報告
第10回 個人毎の研究進捗状況について報告
第11回 執筆を進める、相談に乗る
第12回 執筆し、報告、相談
第13回 執筆し、報告、相談
第14回 前半まとめ
秋学期
第1回 後期の論文提出についてのスケジュールの確認等
第2回 卒業論文の執筆を進める、データ分析を進める
第3回 卒業論文の執筆を進める、データ分析を進める
第4回 卒業論文の執筆を進める、データ分析を進める
第5回 卒業論文の完成度を高める
第6回 卒業論文の完成度を高める
第7回 プレゼンテーションの練習
第8回 プレゼンテーションの練習
第9回 共同ゼミで報告
第10回 卒論の内容について再度考察し修正
第11回 卒論の内容について再度考察し修正
第12回 提出前の相談会
第13回 卒業論文の最後の見直し
第14回 まとめ
※上記は、昨年度の実施例です。変更の可能性があります。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1.発表の担当者は、事前に資料を読み、授業で発表するスライドを用意してから参加します。
2.授業時間で理解できない場合は、学生同士で自主的な勉強会を開くなどして、理解する必要があります。
3.合宿時には企業訪問などをします。合宿時以外でも機会があれば企業訪問などをします(コロナ終息が読めない場合は合宿は再考します)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 夏休みの課題や時々出す宿題を含めます。積極的に前向きに取り組んでいれば高く評価する。 |
平常点 | 50 | 普段の参加、質問を含む積極的な関与。日本人の学生は寡黙になりがちなので、演習では積極的に発言することを高く評価する。 |
その他 | 30 | 発表時のプレゼン。最初は上手でなくても、何度もまじめに発表に取り組むことが大事。プレゼンテーションスキルに改善が見られること、上手にプレゼンテーションができることを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業への参加、授業に対する取り組み、課題の提出等により総合的に判断します。
欠席(とくに無断欠席)は大きく減点とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
特にありません。
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
プレゼンテーションは毎回のように行います。その際、一人でプレゼンということもあれば、グループでプレゼンの準備とプレゼンをすることもあります。また、工場見学や企業訪問をおこなうといったフィールドワークも実施する予定です(がコロナの終息が見込めるかどうかも関係します)。
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
連絡はLineなどを活用します。
PC操作は基本的に毎回です。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
該当しません。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
該当しません。
テキスト・参考文献等
〔参考文献〕
テーマが決まったあとは各自のテーマに基づき参考文献を紹介しますが、回帰分析の手法を学ぶために、回帰分析を説明している参考書を利用します。
例:高橋青天・北岡孝義(2013)『EViewsによるデータ分析入門 計量経済学の基礎からパネルデータ分析まで』東京書籍
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
〔募集方法〕
〇レポート(manaba「レポート」利用)
〇面接試験
〔課題図書〕
特になし。図書館に入っている書籍を利用。
〔注意事項〕
1.サブゼミで自主的な勉強会を実施します、サブゼミは通常授業の前後の時間に、履修者間で相談のうえ設定。
2。合宿、企業見学など通常の授業時間外の活動もあります。
3.「マネー&ファイナンス入門」を履修していることが望ましいですが、3年次春学期に履修する、でも構いません。
〔国外実態調査〕
状況が許せば国外実態調査には出かけたいと考えています、詳細は未定です。
渡航先:状況に応じて決定、為替レート・渡航費用なども勘案。
渡航期間:状況に応じて決定。
調査内容:現地の企業訪問、金融機関訪問、大学生との交流等を通じて、日本との・貿易・経済関係などを学ぶ。
[授業で利用するソフトウェア]
Excel、PPTは必ず利用します。統計ソフトは履修生の理解度に応じて相談して決めます。
参考URL
趣味のある人、留学を考えている人(留学した人)、真剣に学びたい人を歓迎します。
教員のWebサイト: https://kharada.r.chuo-u.ac.jp/
ワインエキスパート・ワイン講師の資格があります。