シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 火4 | 商学部 | 本庄 裕司 | ホンジョウ ユウジ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-12XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
企業の戦略とパフォーマンスの実証分析
「大学に入学したからには一度は大学生らしい勉強(研究)をしてみたい」
当演習では、こうした商学部学生のニーズに対応するために開設しています。とくに、当ゼミでは、「考える」、「結果(アウトプット)を出す」、「グローバルスタンダード」を追求していきます。
研究内容は、企業の参入(起業)、退出、倒産、成長、収益性、マーケットシェア、イノベーション、株式公開(IPO)、広告・研究開発(R&D)投資、合併・買収(M&A)、分社化、多角化、コーポレートガバナンス、ペイアウトポリシーなど、企業あるいは企(起)業家の行動、戦略およびパフォーマンスのうち、受講者にとって興味あるテーマとなります。また、ゼミの特色として、「データを用いた分析」(実証分析)に重点をおきます。
○3年次
商学部における基礎知識を身につけたうえで、分析方法、ソフトウェア、データベースの使い方などを習得します。あわせて、プレゼンテーション技法、英語論文の読み方、論文作成方法なども習得します。
グループ研究として研究テーマを設定し、各グループが自ら調査分析したことを報告します。当該年次の研究成果を「課題論文」としてまとめて、他大学のゼミ生を交えた合同ゼミで発表します。
さらに、次年度の「演習論文(卒業論文)」につなげるために、学術論文のサーベイを行います。
○4年次
個人研究として研究テーマを設定し、各ゼミ生が自ら調査分析したことを報告します。当該年次の研究成果を「演習論文(卒業論文)」としてまとめて、他大学のゼミ生を交えた合同ゼミおよび外部の専門家を交えた「卒業論文発表会」で発表します。
詳細は、[参考URL]を参照してください。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
具体的には、次のことを目的としています。
・商学部分野における研究および演習論文の作成を行う。
・研究発表や論文作成を通じて、企業戦略や市場構造に関する知識を習得し、加えて、プレゼンテーション、ディスカッション、データ処理、英語・日本語による文章表現といった技術を習得する。
到達目標
自ら研究テーマを設定できる能力を習得する。
適切な分析方法を理解し実践できる能力を習得する。
商学部での学習に必要な基礎知識を習得する。
授業計画と内容
第1回
・グループ編成とテーマ決定
第2回
・英語論文の読み方(1):論文の検索方法
第3回
・英語論文の読み方(2):論文を読むポイント
第4回
・論文サーベイ報告(対象:グループA)
第5回
・データベース講習会:eol
第6回
・論文サーベイ報告(対象:グループB)
第7回
・論文サーベイ報告(対象:グループC)
第8回
・課題研究テーマの提案(対象:グループA)
第9回
・課題研究テーマの提案(対象:グループB)
第10回
・データベース講習会:日経ニーズ
第11回
・課題研究テーマの提案(対象:グループC)
第12回
・他大学との合同ゼミ:研究テーマ案報告(対象:グループA, B, C)
第13回
・ソフトウェア講習会:Excel
第14回
・課題研究概要作成
参考:「演習II」~「演習IV」
第15回
・課題研究「中間報告会」
第16回
・ソフトウェア講習会:R
第17回
・ソフトウェア講習会:Stata
第18回
・課題研究の分析結果報告(対象:グループA)
第19回
・課題研究の分析結果報告(対象:グループB)
第20回
・課題研究の分析結果報告(対象:グループC)
第21回
・論文の書き方:引用の方法
第22回
・論文の書き方:論文の構成
第23回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:グループA)
第24回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:グループB)
第25回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:グループC)
第26回-
・卒業研究論文サーベイ(対象:1~8)
第27回
・卒業研究論文サーベイ(対象:9~15)
第28回
・論文発表会への参加
第29回
・卒業研究テーマの提案(対象:1~4)
第30回
・卒業研究テーマの提案(対象:5~8)
第31回
・卒業研究テーマの提案(対象:9~12)
第32回
・卒業研究テーマの提案(対象:13~15)
第33回
・データベース講習会(講師役):eol
第34回
・使用データの説明(対象:1~4)
第35回
・使用データの説明(対象:5~8)
第36回
・使用データの説明(対象:9~12)
第37回
・使用データの説明(対象:13~15)
第38回
・データベース講習会(講師役):日経ニーズ
第39回
・使用データの説明(対象:第34~37回で十分準備できなかった人)
第40回
・外部講師による講演会
第41回
・ソフトウェア講習会(講師役):Excel
第42回
・卒業研究概要作成
第43回
・卒業研究「中間報告会」
第44回
・ソフトウェア講習会(講師役):R
第45回
・ソフトウェア講習会(講師役):Stata
第46回
・卒業研究の分析結果報告(対象:1~4)
第47回
・卒業研究の分析結果報告(対象:5~8)
第48回
・卒業研究の分析結果報告(対象:9~12)
第49回
・卒業研究の分析結果報告(対象:13~15)
第50回
・論文の書き方:論文の構成
第51回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:1~4)
第52回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:5~8)
第53回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:9~12)
第54回
・卒業研究論文の添削
第55回
・他大学との合同ゼミ:研究成果報告(対象:13~15)
第56回
・論文発表会での卒業研究の成果報告
注:順番は適宜変更する.
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1. 演習での報告(報告前)
報告者は,事前に調査分析したうえで報告します。
2. 3-4年合同でのゼミ
3-4年生と合同でゼミを実施します。
したがって、「演習I」を履修する3年生は、4年生の「演習III」に参加することになります(4年生は、3年生の「演習I」に参加することになります)。また、「演習II」を履修する3年生は、4年生の「演習IV」に参加することになります(4年生は、3年生の「演習II」に参加することになります)。
3. 中間報告会での報告
ゼミ合宿で分析結果を報告します。
4. 他大学との合同ゼミでの報告
他大学との合同ゼミで研究成果を報告します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 20 | ・指定した研究テーマおよび課題に対し、一定水準の成果を得たか。 ・指定されたフォーマットにしたがって成果をまとめることができたか。 |
平常点 | 80 | ・遅刻せずに授業に参加し終了まで参加したか。 ・指定した日までに研究テーマに対する準備を行い、当日、その内容を報告できたか。 ・質問に対して適切に解答したか。 ・他人の報告に対して積極的にコメントし、研究の改善に寄与できたか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・授業時間内に,報告した内容に対して講評する.
・授業時間外のオフィスアワーなどを利用して,質問がある学生に対してアドバイスを行う.
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
研究テーマを設定し,研究成果を得るために受講生自らが自発的に研究に取り組む.
通常の授業では,受講生による報告,議論を中心に行う.
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
統計ソフトウェアの利用
使用ソフトウェア(予定):Stata, R
データベースの利用
使用データベース(予定):Web of Science,日経ニーズ,eol など.
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公的機関等における各種委員の経験.
起業経験,社会人としての勤務経験.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
要望がある場合のみ,起業(アントレプレナーシップ)およびその他の実務経験の情報の提供.
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
なし
〔参考文献〕
[参考URL]を参照してください。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
〔課題図書〕
なし
〔ソフトウェアの利用〕
R, Stata
〔注意事項〕
(1) 当ゼミへの応募を検討している人で質問のある人は下記にメールください。必要に応じてZoomで面談します。
yhonjo001q@g.chuo-u.ac.jp
(2) この演習は、学生のプレゼンテーション(報告)とディスカッション(議論)が中心となります。受講者は必ず授業に参加し、かつ、議論に参加することが要求されます。いうまでもなく、無断欠席・遅刻は厳禁です。
(3) 大学での研究に関心があり、また、やる気のある学生は積極的に受け入れたいと思います。とくに,1次募集で当ゼミを応募する学生については、その点を十分に考慮したいと思います。
〔国外実態調査〕
実施しない
参考URL
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/yhonjo/education