シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 月3 | 商学部 | 木立 真直 | キダチ マナオ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-12XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
現代の流通・マーケティングの戦略性と社会性
●春学期
①時事報告:(目的)最近の流通・マーケティングの動向について知見を広げる。(内容)時事報告者が関心のあるトピックを選びショートプレゼン(約5分)を行い、簡単な討論を行います。
②研究討論:(目的)本・論文の読み方、研究論文の作成の基本的なテクニックおよび分析手法を習得する。発言力、文章力、論理的思考力を高める。(内容)選定したテーマに関する図書および学術論文などを素材に、学生司会(2名)の下で、報告、用語解説、コメントのあと、全員でディスカッションを行います。
*毎回、6名が司会や報告などを担当することから、3回に1回は役割が回ってきます。また、毎回全員に1回以上の発言が求められ、「休眠」は一切できません。
●夏季休業中:夏合宿を実施(全員参加)。
・一研テーマ(仮)の決定、参考文献リストの作成
●秋学期
「一研論文研究会」
(目的)準卒論として、一人一研究として「一研」論文を作成することで、流通・マーケティング分析手法と論理的なペーパーの作成の基本を学ぶ。(内容)各自、自分の関心のある流通・マーケティング問題(進路との関連を踏まえつつ)を選定し、既存研究サーベイやアンケートを含む実態調査を実施し、その結果をレジメにまとめ複数回、中間報告を行います。
・12月末に「一研報告会」を実施(全員がパワーポイントでのプレゼン報告を行います。)
*一研論文に取り組む過程では、「主体性」と「持続性」が求められます。
※企業見学やゼミでのゲストスピーカーによる特別講義・プレゼンなどを適宜、実施します。その運営はゼミ生主体で行います。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
現代の社会経済において、流通・マーケティングがいかなる機能・役割を果たしているのかを戦略と社会の両面から客観的に分析することを通して、その意義と問題点を考察します。ゴールとして、一人ひとりが今日の流通・マーケティング問題の解決に向けたビジョン・提言をまとめる構想力を身に就けることを目標としています。
到達目標
流通・マーケティングの多様な実態について時間軸・空間軸の両面から学び、さらに、それらの現象を解明するために必要な理論的な知識を修得し、最終的に、企業や組織が採用する流通・マーケティングの戦略性と社会性について客観的な判断をする力量を修得する。
授業計画と内容
●3年次
1.ガイダンス
2.時事報告、輪読・ディスカッション(流通・マーケティングの役割とは)
3.時事報告、輪読・ディスカッション(流通・マーケティングの歴史)
4.時事報告、輪読・ディスカッション(流通業)
5.時事報告、輪読・ディスカッション(百貨店)
6.時事報告、輪読・ディスカッション(通販)
7.時事報告、輪読・ディスカッション(チェーンストア)
8.時事報告、輪読・ディスカッション(スーパー)
9.時事報告、輪読・ディスカッション(コンビニエンスストア)
10.時事報告、輪読・ディスカッション(ショッピングセンター)
11.時事報告、輪読・ディスカッション(卸売業)
12.時事報告、輪読・ディスカッション(卸売市場)
13.時事報告、輪読・ディスカッション(小売マーケティング)
14.春学期の総括・まとめ
(夏合宿)
1.ガイダンス
2.時事報告、輪読・ディスカッション(製造業、サービス業)
3.時事報告、輪読・ディスカッション(メーカーのマーケティング戦略)
4.時事報告、輪読・ディスカッション(4P、製品、価格、チャネル、プロモーション)
5.時事報告、輪読・ディスカッション(チャネルキャプテン、取引関係)
6.時事報告、輪読・ディスカッション(NB、PB、オリジナル商品)
7.時事報告、輪読・ディスカッション(流通情報化、サプライチェーン)
8.時事報告、輪読・ディスカッション(物流危機、2024年問題、働き方改革)
9.時事報告、輪読・ディスカッション(EC、プラットフォーマー)
10.時事報告、輪読・ディスカッション(グローバル化、小売業の国際化)
11.時事報告、輪読・ディスカッション(CSV、食品ロス、SDGs)
12.時事報告、輪読・ディスカッション(フードデザート、健康な食生活、地域づくり)
13.時事報告、輪読・ディスカッション(流通・マーケティングと現代社会)
14.本年度の総括・まとめ
(*一研報告会)
●4年次(参考)
1.ガイダンス
2.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの流通・マーケティングの役割)
3.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(流通・マーケティングの歴史を踏まえて)
4.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの流通業)
5.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの百貨店)
6.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの通販)
7.企業研究、ケースステディ・ディスカッション(これからのチェーンストア)
8.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからのスーパー)
9.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからのコンビニエンスストア)
10.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからのショッピングセンター)
11.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの卸売業)
12.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの卸売市場)
13.企業研究、ケーススタディ・ディスカッション(これからの小売マーケティング)
14.春学期の総括・企業研究のまとめ
(夏合宿)
1.ガイダンス
2.卒論研究、ディスカッション(製造業、サービス業な分析
3.卒論研究、ディスカッション(メーカーのマーケティング戦略分析)
4.卒論研究、ディスカッション(4P、製品、価格、チャネル、プロモーション分析)
5.卒論研究、ディスカッション(チャネルキャプテン、取引関係分析)
6.卒論研究、ディスカッション(NB、PB、オリジナル商品など商品開発分析)
7.卒論研究、ディスカッション(流通情報化とサプライチェーン分析)
8.卒論研究、ディスカッション(物流危機、2024年問題、働き方改革との関連)
9.卒論研究、ディスカッション(EC、プラットフォーマー分析)
10.卒論研究、ディスカッション(グローバル化、小売業の国際化分析)
11.卒論研究、ディスカッション(食品ロス、SDGsとの関連)
12.卒論研究、ディスカッション(フードデザート、健康な食生活、地域づくりとの関連)
13.卒論研究、ディスカッション(流通・マーケティングと現代社会の未来予想図)
14.2年間の振り返り
(*卒論発表会)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
ゼミに先だって、本や論文の精読、レジメの作成など、事前準備にかなりの時間と労力を費やすことが求められます。ゼミの終了後は、どのような能力や準備が自分に不足していたのかを確認し、次回に向けての改善を図ってもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 論理的な文章であり、かつオリジナリティのある内容となっているかどうか。 |
平常点 | 70 | ゼミの準備をどれだけ行っているか、ゼミでの報告や討論に積極的に参加しているかどうか、ゼミで学んだことをその後に活かしているかどうか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点とゼミへの参加態度により合否を判定し、これにレポート・提出物などを加味して総合的な評価を行います。合理的な理由なく欠席が続く場合には不合格となるので、十分、注意してください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔参考文献〕木立真直・佐久間英俊・吉村純一編『流通経済の理論と動態』同文舘、2017年
木立真直・齋藤雅通編著『製配販をめぐる対抗と協調』白桃書房、2013年
茂野隆一・他著『食品流通』実教出版、2020年
日本農業市場学会編『農産物・食品の市場と流通』筑波書房、2019年
木立真直編『卸売市場の現在と未来を考える』筑波書房、2019年
*テキストは、参加者の相談の上、決定します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名
〔募集方法〕
〇レポート(manaba「レポート」利用)
〇筆記試験(manaba「小テスト」利用)
〇面接試験
〔注意事項〕
1、この演習を履修するにあたって、本を読む力、文章を書く力、論理的な分析力を高めたいという意欲、それを実現するための日常的な努力を惜しまない姿勢が必要です。こうした前提条件が満たされない場合、ゼミへの参加を遠慮してもらうことがあります。英文論文も読む、さらに全員の希望する場合、国外調査を実施するため、最低限の英語力が必要です。
2、GFS(国外実態調査)は、3年ゼミ生の合意が得られることを大前提に実施されます。
〔国外実態調査〕
渡航先:オーストラリア、アメリカ、イギリス
渡航期間:9月中旬に6日間程度
調査内容:訪問先国において、現地企業および日系企業の流通、マーケティング戦略について調査を行う。対象企業としては、小売業、卸売業、物流・サービス業、製造業など幅広い業種を予定。あわせて、現地大学を訪問し、流通・マーケティングの講義を受ける。
[使用するソフトウエア]
日経ValueSearch
参考URL
http://kidachi-semi.com/