シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 月4 | 商学部 | 金 慧 | キム ヘイ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-12XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
社会と政治を哲学的に考察する。
本演習では、卒業論文の執筆に向けて哲学文献の講読と個人研究報告を行います。3年次の春学期には、卒業論文の執筆のために必要な知識を得るために、政治哲学の基本書を講読し、カント、アーレント、ロールズ、ハーバーマスといった哲学者についての理解を深めます。3年次の秋学期では、受講生の問題関心を明確にするために、各受講生が関心をもつテーマの先行研究について調査を行い、その結果を報告してもらいます。対象文献は難解ですが、ゆっくりと理解できるまで議論します。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけられています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
文献講読と研究報告をつうじて、これまでよりも一段と高い知識と技能を身につけることが本演習の目的です。なお、文献講読においては文章を厳密に読解することが求められます。
到達目標
政治哲学についての知識を用いて現代の社会問題や政治問題について自分自身の意見を形成することができる。卒業論文の主題に関する先行研究を調査し、その概要を他者にわかりやすく説明することができる。
授業計画と内容
※演習の進捗状況によってスケジュールが変更になる場合があります。
※文献は初回の演習時に受講生と相談のうえで決めますが、以下のような主題を扱った文献を講読する予定です。
【3年次春学期】
1.オリエンテーション
2.平等①尊厳と平等
3.平等②市民としての平等
4.平等③連帯と社会統合
5.社会保障①社会保障の理由
6.社会保障②福祉国家の問題点
7.社会保障③財産所有のデモクラシー
8.自律①自律と自立
9.自律②道徳的自律と人格的自律
10.自律③関係的自律の構想
11.デモクラシー①熟議と理由の検討
12.デモクラシー②表現の自由と規制
13.デモクラシー③政治参加と代表の形態
14.まとめ
【3年次秋学期】
15.オリエンテーション
16. 論文執筆の方法①主題の選択と問いの設定
17.論文執筆の方法②先行研究の調査と論文の構成
18.先行研究についての報告①
19.先行研究についての報告②
20.先行研究についての報告③
21.先行研究についての報告④
22.先行研究についての報告⑤
23.先行研究についての報告⑥
24.先行研究についての報告⑦
25.先行研究についての報告⑧
26.先行研究についての報告⑨
27.先行研究についての報告⑩
28.まとめ
【4年次春学期】
1.オリエンテーション
2.思想史における言論と行為①
3.思想史における言論と行為②
4.思想史における言論の自由①
5.思想史における言論の自由②
6.思想史における言論と危害①
7.思想史における言論と危害②
8.現代における言論の自由①
9.現代における言論の自由②
10.現代における言論の自由③
11.言論の自由と規制①
12.言論の自由と規制②
13.言論の自由と規制③
14.まとめ
【4年次秋学期】
15.オリエンテーション
16.政治哲学についての論文を読む
17.道徳哲学についての論文を読む
18.個人研究報告①
19.個人研究報告②
20.個人研究報告③
21.個人研究報告④
22.個人研究報告⑤
23.個人研究報告⑥
24.個人研究報告⑦
25.個人研究報告⑧
26.個人研究報告⑨
27.個人研究報告⑩
28. まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 報告内容が文献の内容を正確に反映しているか、疑問点や論点を提示できているか、また先行研究を調査し、その結果をわかりやすく報告できているか、などを評価する。 |
平常点 | 40 | 演習における議論に参加しているか、論点を提示したり反論に応答したりできているか、などを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
受講生と相談のうえで決定します。
〔参考文献〕
必要に応じて演習内で指示します。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし