シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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卒業研究Ⅰ | 2025 | 前期 | 他 | 理工学部 | 宗行 英朗 | ムネユキ エイロウ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-MP4-2A91
履修条件・関連科目等
卒研履修要件のとおり
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
各教員の研究室に7、8人程度ずつわかれて所属して、各研究室の研究に関連した勉強や研究に従事する。
【配属方法】
3年次の11月下旬に卒研説明会を行います。その後、1ヶ月程度研究室訪問の期間を設けてから学生の希望を募ります。実際の配属は、学生の希望を優先し、全体のバランス(特定研究室に偏らない)や学業成績を加味して決定し、1月初旬に発表します。
科目目的
生物に関する興味のある現象を,物理学の立場から理解するということはどのようなことかを考えることから初めて,単に受け身の姿勢で知識を習うだけでなく,ほかの人が考えないようなことを自分で考え,実験を行う態度を身に着けること.
最初は,それがうまくいかなくても構わない.ただし失敗をした時も,自分が何を考え,どのようなことをして,どのようにうまくいかなかったのかを説明できるようにならなくてはならない.危険でない範囲で失敗を恐れず何かを自主的にやってみようという態度が養われれば,良しとする.
到達目標
生物物理学研究室では,主に生物分子機械の行うエネルギー変換を理解することを目的として研究を行っている.この目標には様々なアプローチがあり得るし,そもそも「理解する」と言うことがどういうことかを考える必要がある.卒業研究ではそのようなことを意識しつつ,実験,あるいは実験方法の開発を行う.必ずしも実験,開発は成功するとは限らないが,何をどのように行って,どのような結果が出たかを客観的に記録する態度を身につけることが必要である.
授業計画と内容
毎週月曜の午前に研究室セミナーを行い,研究の進捗状況の報告,文献紹介などを行う.
それ以外の時間は,学生は文献を読む,実験計画を立てる,実験台に向かって手を動かす,結果をまとめる,次に打つ手を考える,の繰り返しになる.もちろんその間に学生同士,あるいは教員間との議論を行い,他人の批判に耐えうる結果を残すように努力する.
第1回 自己紹介、研究テーマ説明
第2回 実験の初歩的なてほどき
第3回 実験装置の使用方法習得
第4回 蛋白質の定量法(i)
第5回 4回目結果の反省
第6回 蛋白質の定量法(ii)
第7回 蛋白質の定量法(iii)
第8回 蛋白質の定量結果考察
第9回 蛋白質の定量法の比較
第10回 研究テーマ決定
第11回 試薬調整
第12回 論文紹介(1)
第13回 論文紹介(2)
第14回 論文紹介(3)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
卒業研究においては,研究のことが常に頭の片隅にあるような境地になっていることを期待する.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・卒業論文、または卒業研究の作成等に対して専門分野に関する必要な論文作成、研究指導を行うことを基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 当研究室は,実験中心の研究室であるので,研究室に出てこないことには,何も出来ない. 指示をされなくとも研究室に出てきて,手を動かしてその結果を報告し,教員,学生の間で議論をして自律的に研究を行えるように努力すること, |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
卒業研究は,講義の時間に関係なく行われるものであり,日常的に顔を合わせて報告を受けたり助言を行うことで研究が進むように指導する.
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
自分で考えて研究を実行するための訓練をするので,すべてがアクティブ・ラーニングの要素を含む.
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
原著論文などを必要に応じて読み込む.