シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅲ | 2024 | 春学期 | 火2 | 商学部 | 西村 陽一郎 | ニシムラ ヨウイチロウ | 4年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF4-13XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義を通じて、受講生が①企業経営の現実のみならず、世の中の仕組みを理解できるように事例をとりあげ学習すること、②優秀企業について研究し、③経営者について研究すること、この3つを目標とします。基本的にはグループワークによる指導です。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
受講生が現実社会に起きる経営事象をよく知悉すると同時に優秀企業の特質や経営者に関する諸問題について理解することを本講義の目的とします。
到達目標
①現実社会に起きる経営事象について、その背景・原因を他者に説明できるようになること
②優秀企業の特質や経営者に関する諸問題についてその背景・原因を他者に説明できるようになり、企業経営の視点から解決する方策を提案できるようになること
授業計画と内容
(3年次春学期)
01. ガイダンス:シラバスの確認(講義の狙い、授業方法、授業スケジュール、成績評価の方法・基準、準備学習)、授業の進め方などの解説
02. なりきること
03. より説得的にみせること
04. 知覚価値と本源的価値
05. 創造性
06. やりきること
07. マシュマロテスト
08. ポジティブ・シンキング
09. 30 日間チャレンジ
10. やる気の科学、成功の方法
11. 見える化と経済発展
12. 主権と経済発展
13. なぜアップルは成功したのか
14. カーン・アカデミー
(3年次秋学期)
01. ガイダンス:グループ分け、春学期の報告の確認
02. 優秀企業研究の準備
03. わからないことはわけること
04. 自分の頭で考えて考え抜くこと
05. 客観的に眺め不合理な点を見つけられること
06. 危機をもって企業のチャンスに転化すること
07. 身の丈に合った成長を図り、事業リスクを直視すること
08. 自発性の企業文化を埋め込んでいること
09. 優秀企業研究の振り返り
10. 日本における経営者交代と戦略の変更
11. 外部者交代と戦略の変更
12. 経営者選任は産業が重要なのか、企業が重要なのか
13. 取締役会と経営者との相対的力関係
14. 経営者と○○畑
(4年次春学期)
01. ガイダンス:シラバスの確認(講義の狙い、授業方法、授業スケジュール、成績評価の方法・基準、準備学習)、授業の進め方などの解説
02. 企業業績と経営者選任
03. 経営者選任と限定的合理性
04. 経営者選任とコネクション
05. 国際経験と経営者選任
06. 経営者とアッパーエシュロン理論
07. 新経営者と海外直接投資
08. 経営者選任と投資家の反応
09. 経営者選任と年齢
10. 経営者選任と市場構造
11. 経営者選任とその特徴
12. 外部者の経営者と内部社の経営者
13. 後継者と経営者選任
14. 春学期のふりかえり
(4年次秋学期)
01. ガイダンス:グループ分け、春学期の報告の確認
02. 後継者と戦略変更
03. 企業業績と外部者選任
04. 経営者選任後の企業業績
05. 経営者選任と院政
06. コネクション経営者と戦略変更
07. 経営者選任と前例主義
08. プレゼンテーションの作業①
09. プレゼンテーションの作業②
10. プレゼンテーションの作業③
11. 担当者による経営者研究のプレゼンテーション①
12. 担当者による経営者研究のプレゼンテーション②
13. 担当者による経営者研究のプレゼンテーション③
14. 秋学期のふりかえり
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に講義配付資料を読んでまとめておくこと(約240分)。講義後、講義資料を繰り返し復習すること(約60分)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
その他 | 50 | プレゼンテーション。グループでのプレゼンテーションの出来映えを基準として評価を行うが、プレゼンテーション作成プロセスでのグループへの貢献度も基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
①新原 浩朗 (著)「日本の優秀企業研究―企業経営の原点 6つの条件」日経ビジネス人文庫、2006年
②入山 章栄 (著)「世界標準の経営理論」ダイヤモンド社、2019年
〔参考文献〕
③適宜指定する輪読論文
なし
その他特記事項
〔募集人数〕
15名程度
〔募集方法〕
〇面接試験(Webex等を利用したオンライン面接、対面不可)
〔国外実態調査〕
実施しない
〔課題図書〕
なし
卒論については必須。