シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅳ | 2024 | 秋学期 | 木3 | 商学部 | 福島 一矩 | フクシマ カヅノリ | 4年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF4-14XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
組織のマネジメント・コントロールを理論を用いて説明する
(1)3年次
演習Ⅰ・Ⅱでは,組織のマネジメント・コントロールに関する基本的な知識を身につけるために,テキストを読み解いていきます。そのうえで,それらのテキストから得た知識を参考にしながら,インタビュー調査,質問票調査,実験などの方法を用いて,実際に組織で採用されているマネジメント・コントロールにはどのような特徴があるのか,それにはどのような意義があるのかを検討していきます。
(2)4年次
演習Ⅲ・Ⅳを通じて卒業論文の作成を行っていきます。そのために,さまざまな文献や資料を読み解きながら問題意識を醸成し,研究目的を設定する,設定した目的に適合した方法を用いた調査を行う,他の受講生との議論を通じてより説得力のある論理を構成するという3つのことを行っていきます。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
本演習では,組織で実践されているマネジメント・コントロールの構造やどのように機能しているのかについて,理論を用いて説明できるようになることを目標とします。
到達目標
本演習では,組織のマネジメント・コントロールに係わる内容について,基本的な知識を身につけることに加えて,グループワークや卒論作成を通じて問題発見能力および論理的思考力を養うことを目標とします。
授業計画と内容
おおよそ以下のスケジュールにしたがって進めていきます。履修者の理解,グループワークや卒論の進捗度に応じて,内容を変更(追加)することがあります。
(1)3年次(演習Ⅰ・Ⅱ)
第1回 イントロダクション
第2~4回 個別の研究テーマの関心とグルーピング
第5~9回 グループ別の研究テーマの設定にむけた先行研究の理解と整理
第10~14回 グループ別の研究テーマに関する研究課題の設定
第15~19回 グループ別の研究課題に関する調査結果報告・進捗報告
第20~23回 グループワークの研究報告練習とブラッシュアップ
第24回 研究報告に関する振り返り
第25~27回 グループワークのレポート・論文の執筆と添削・修正
第28回 まとめ
(2)4年次(演習Ⅲ・Ⅳ)
第1~5回 卒論の研究テーマ設定に向けた先行研究の整理と理解
第6~9回 卒論の研究テーマに関する研究課題の設定
第10~14回 卒論の研究課題に関する調査結果報告・進捗報告
第15~19回 卒論の全体構成の検討
第20~24回 卒論の執筆と添削・修正
第25~27回 卒論の報告
第28回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間は報告と議論を行う場です。
毎回の授業に向けて,授業時間以外にも自発的に議論の場を設けてもらうことは当然ですが,必要に応じてサブゼミも実施します。それらの時間を使い,十分な資料を準備したうえで授業に出席するようにしてください。また,授業内で得られたコメントに基づいて,個人あるいはグループで振り返りと,必要に応じて見直しを確実にしておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | 授業内でのディスカッションへの参加・貢献度 |
その他 | 60 | 課題のクオリティ |
成績評価の方法・基準(備考)
合宿,インゼミ等を含めて欠席は認めません。また,報告が割り当てられているにもかかわらず,準備ができていない,無断欠席をするような場合には履修者全員に影響が出るのでE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
(演習Ⅰ・Ⅱ)
佐藤郁哉『ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社,2021年。
授業開始時に受講者の関心と調整のうえ指定します。また,授業の進捗に応じて,1年間で数冊の読むべき文献を指示します。
(演習Ⅲ・Ⅳ)
特に指定しませんが,授業の進捗に応じて,1年間で数冊の読むべき文献を指示します。
〔参考文献〕
必要に応じて適宜紹介します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名程度
〔募集方法〕
〇レポート(manaba「レポート」利用)
〇面接試験
〔課題図書〕
加登豊・梶原武久『管理会計入門〔第2版〕』日本経済新聞社,2017年。
〔注意事項〕
・3年生,4年生は合同で演習を行いますので,いずれのクラスについても参加することを求めます。
・授業時間は報告と議論を行う場です。十分な資料を準備したうえで授業に出席するようにしてください。授業時間内は積極的に発言をし,活発な議論の場になるように努めてください。
・演習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳでは,調査や事前のグループでの議論など,授業時間外にも多く時間を本演習科目に割くことが求められますので,そのような心構えで受講するようにしてください。また,演習Ⅱにおいては,3回程度のインゼミを予定しています。開催地は未定ですが,遠方になることもありますが,それらについても参加してもらいますので,予定しておいてください。
・合宿,インゼミ等を含めて欠席は認めませんので,ゼミを優先することを求めます。
〔国外実態調査〕
予定なし