シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際教養演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 月3 | 商学部 | 垂井 泰子 | タルイ ヤスコ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-02XS
履修条件・関連科目等
2年次までの必修の英語科目をすべて履修済みであることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
(1)多読、(2)英語での研究発表、(3)フィリピンへの短期留学に取り組み、英語力を飛躍的に伸ばすことを目指します。また、それぞれの英語学習方法の効果を検証します。
(1)多読(前期)
平易な英語に書き直された有名な英文学作品のテキストを多読します。授業では、その作品を担当する受講者があらすじ、解説、気になった点、Discussion questionsを発表したあと、全員でその作品についてディスカッションをします。
(2)英語での研究発表(後期)
任意のテーマについて調べて、約1500 wordsの英語のレポートを執筆し、英語で発表します。
(3)短期留学(2月下旬)
国外実態調査として、フィリピンの語学学校に1週間の短期留学をします。現地で授業を受けて英語力を伸ばすとともに、現地の英語教育方法を調査します。
*国外実態調査への参加は強制ではありません。
*これらの取り組みの成果を測るために、年度内に1~2回TOEIC公開テストを受験します。受験料は1人1回あたり5000円まで補助します(担当教員の研究課題の実験協力への謝金として)。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。
この科目を通して、世界の言語、歴史、文化などに関する知識を深め、それらと関連があるビジネスや社会活動について学習し、将来、多様な言語・文化背景をもつ人々と協働するために必要な姿勢やスキルを身に着けることを目的としています。
到達目標
平易な英文を多く読むことができるようになる。
読んだ内容について調べたり考えたりしたことを発表できるようになる。
任意のテーマについて英語でレポートを執筆し、発表できるようになる。
フィリピンの歴史、文化、英語教育の実態について知る。
総合的な英語力を向上させ、目標のTOEICスコアに到達する。
授業計画と内容
前期
1 オリエンテーション
2 多読 (Extensive Reading) とは
3 多読用教材 Graded Readers とは
4 英語のレポートの書き方(1)
5 英語のレポートの書き方(2)
6 英語のレポートの書き方(3)
7 多読用教材で英文学作品を読む(1):A Christmas Carol『クリスマス・キャロル』
8 多読用教材で英文学作品を読む(2):Frankenstein『フランケンシュタイン』
9 多読用教材で英文学作品を読む(3):Jane Eyre『ジェイン・エア』
10 多読用教材で英文学作品を読む(4):Alice's Adventures in Wonderland『不思議の国のアリス』
11 多読用教材で英文学作品を読む(5):Romeo and Juliet『ロミオとジュリエット』
12 多読用教材で英文学作品を読む(6):Pride and Prejudice『高慢と偏見』
13 多読用教材で英文学作品を読む(7):Sherlock Holmes and the Duke's Son『シャーロック・ホームズと公爵の息子』
14 多読用教材で英文学作品を読む(8):Wuthering Heights『嵐が丘』
後期
1 オリエンテーション
2 レポートの題目発表
3 国外実態調査の準備:フィリピンの地理、気候
4 国外実態調査の準備:フィリピンの歴史、文化
5 国外実態調査の準備:フィリピンの英語教育事情
6 レポートの中間発表
7 個人面談(1)レポートの構成の確認、英語の添削
8 個人面談(2)レポートの構成の確認、英語の添削
9 個人面談(3)レポートの構成の確認、英語の添削
10 レポートの最終発表(1)
11 レポートの最終発表(2)
12 レポートの最終発表(3)
13 レポートの最終発表(4)
14 レポートの最終発表(5)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
発表用のスライドの準備や、後期のレポートの原稿執筆は授業時間外に各自で行います。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 前期の多読課題の発表をよく考察して準備しているか。 後期の研究発表の原稿を論理的に正しい英語で書けているか。 年間を通して、主体的に考え、積極的に授業に参加しているか。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、資料を配布します。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし