シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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環境学 | 2024 | 春学期複数 | 火2,金4 | 商学部 | 西川 可穂子 | ニシカワ カホコ | 1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-OV1-63XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、環境問題,主に気候変動,大気汚染,海洋汚染などの水質汚濁,生物多様性の問題を扱う。また,同時に環境問題と深い繋がりのあるエネルギーの課題と対応策についても取り扱う。
科目目的
本科目は、カリキュラム上のリベラルアーツ科目として位置付けられている。持続可能な社会の構築のために,環境問題を正しく捉え,理解を促すことを本科目の目的とする。
到達目標
社会課題のひとつでもある環境問題に焦点をあて,今後の経済活動のあり方を考える上で重要な基礎知識を深める。具体的な内容としては,
1)気候変動
2)大気汚染
3)海洋汚染・水環境
4)エネルギー
5)生物多様性
6)過去の公害事例
に関する課題を理解し,今後のあり方について考察できるようになる。
授業計画と内容
1 はじめに (講義全体の解説と授業の進め方,評価方法について)
2 気候変動1 温暖化とは
3 気候変動2 温暖化の影響 砂漠化と森林破壊
4 気候変動3 生活および経済活動への影響
5 気候変動4 COP(Conference of the Parties)での議論
6 大気汚染1 汚染物質と酸性雨
7 大気汚染2 オゾン層とオゾン層破壊
8 大気汚染3 大気汚染の影響
9 大気汚染4 生活および経済活動への影響
10 レポート課題の内容と書き方
11 エネルギー1 化石燃料とは 種類と用途
12 エネルギー2 化石燃料の使用とその影響
13 エネルギー3 化石燃料使用に関するメリット・デメリット
14 エネルギー4 社会・経済活動への影響
15 再生エネルギー1 再生エネルギーとは
16 再生エネルギー2 太陽光発電
17 再生エネルギー3 風力発電・水力発電およびその他の発電方法
18 再生エネルギー4 再生エネルギー導入の問題と解決例
19 海洋プラスチック汚染
20 過去から学ぶ1 水俣病(水質汚染)
21 過去から学ぶ2 ラブキャナル事件(土壌汚染)
22 生物多様性1 環境保全の概要
23 生物多様性2 生態系とは何か(遺伝子から地球環境まで三つの階層)
24 生物多様性3 生物多様性の変化・生態系サービス
25 生物多様性4 生物多様性条約
26 生物多様性5 生物多様性の経済評価
27 生物多様性6 企業・地方自治体・市民の役割
28 到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
英語のテキストや資料も扱います。
学習単元ごとに復習小テストを行うので、授業終了後は授業の復習をしてください。
課題レポートを提出する必要があります。
また,最新のサイエンストピックスにも興味をもち、理解を深める姿勢を評価します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 学習した内容について期末試験を行い、成績に応じて評価する。 |
レポート | 30 | 課題に沿った的確なテーマの選択をしているか,課題の取り扱いが適正であるか,参考文献の取捨選択が適正か,論旨の展開とそれに続く結論について合理性があるかを評価する。 |
平常点 | 40 | 授業への参加意欲や態度、復習小テスト、アンケートへの回答などを総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
単元ごとに実施する小テストや授業の理解度を確認する文章を提出するためにmanaba等を活用する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
第一回の講義の時に説明しますが,範囲が広いので教科書の指定はありません。
適宜、参考書の紹介をします。
参考文献
「生態学入門 題2版 日本生態学会 東京化学同人」
「気象と地球の環境科学」 改訂3版 オーム社 二宮洸三
など
その他特記事項
word, excel, などの基本的なソフトを利用する事があります。