シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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地誌学概論 | 2024 | 秋学期後半 | 水5,水6 | 商学部 | 小室 譲 | コムロ ジョウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-ES1-26XL
履修条件・関連科目等
経済地理(1年次から履修可)を事前に履修することで、本科目を学習する際に理解が深まると思います。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
地誌学とはある特定の地域における地域的な性格を総合的に究明する学問です。この授業では、国内外におけるさまざまな地域の自然、産業、風土、人口などを総合的に学習できる機会を提供していく予定です。地誌学を学ぶことで、複雑な現代の社会をさまざまな地域事例をもとに、多面的に考えていきましょう。
科目目的
本科目は、カリキュラム上のリベラルアーツ科目に位置付けられています。授業を通じて、特定の地域を多面的にとらえる視点を養うとともに、複数地域を比較考察して、地域の諸課題の解決に向けた方策を考える力をつけることを目的としています。
到達目標
国内外のさまざまな地域の諸現象を自然・人文の両視点により関心をもつ。
地誌学の基礎的視点を養う。
特定の地域を地誌学の方法論をふまえて分析し、他地域と比較考察する力を養う。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:地誌学の学問的視点
第2回 北海道の地誌: 広域分散型社会と小売業の展開
第3回 東北の地誌: 大規模農業と6次産業化
第4回 関東の地誌: 在留外国人とエスニック・タウンの展開
第5回 中間まとめ
第6回 中部の地誌: 中心市街地の衰退と移住・開業
第7回 近畿の地誌: 訪日観光の振興とオーバーツーリズム
第8回 中国の地誌: 地場産業の維持とイノベーション創出
第9回 四国の地誌: 環境汚染から考える持続可能な地域づくり
第10回 九州の地誌: 都市の階層性と福岡の支店経済性
第11回 沖縄の地誌: 周辺地域と観光振興
第12回 北米の地誌:カナダにおける観光と環境
第13回 東南アジアの地誌:経済成長と地域経済の特徴
第14回 授業の理解度確認(まとめ)
※ 授業の進捗の都合により、授業回の順番変更、内容の一部変更が生じる可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業内に理解度テスト(1回)、そのほか基本的に毎回の授業内に小レポートまたは小テストを実施します。各講義の対象とするテーマや地域を地誌学の観点から説明できるかを評価基準とします。そのほか、発言などを求めることがあります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席が3分の2に満たない場合、また出席状況に関連して平常点が一定以下の場合はE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはありません。
参考文献はその都度、授業内でお伝えします。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし