シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史概説 | 2024 | 春学期 | 木4 | 商学部 | 大貫 茂紀 | オオヌキ シゲキ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-JH1-56XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本の歴史を古代から現代まで概説します。その際、単に出来事を羅列して年表を追っかけていくような通史的概説ではなく、各時代のトピックを取り上げて、当時の政治・社会・文化の特質を考えていく講義を行います。
科目目的
カリキュラム上のリベラルアーツ科目のひとつである本講義は、日本の歴史の基礎的な知識を学ぶとともに、歴史「学」を通じて「学問」というものの認識を深めることによって、それぞれの専門分野を支え、活用するための基礎的な能力を習得することを目的としています。
歴史「学」とは、同時代の信頼できる「史料」を読み込んで歴史事実を確定し、各時代の政治・社会・文化の特質を明らかにしていく「学問」です。それは高校までの暗記する「日本史」とは異なり、現代社会の問題を考え、将来の方向性を見通そうとするものであり、みなさんにもそうした感性を養ってもらいたいと思います。
到達目標
歴史「学」とはどのようなものなのかを具体的事象を通して学び、物事を多様な視点で捉え、考えることの必要性を認識し、それを実践できることを目標とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス 歴史学の方法論
第2回 飛鳥・奈良時代 律令国家の計画道路
第3回 平安時代 女性の地位の変化
第4回 鎌倉時代 武士の登場
第5回 室町時代1 現在に伝わる民俗行事
第6回 室町時代2 一揆と村
第7回 戦国時代 戦国大名と百姓
第8回 安土・桃山時代 中世から近世へ
第9回 江戸時代1 身分間を移動する人々
第10回 江戸時代2 鎖国の内実
第11回 江戸時代3 暴力化する社会
第12回 江戸・明治時代 尊皇攘夷と富国強兵
第13回 明治~昭和時代 アジアの中の日本
第14回 総括 歴史と現在
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
配布した資料(レジュメ)をもとに講義内容を整理し、復習してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 講義内容について理解しているかを評価します。 |
レポート | 20 | 試験をおこなうとともに、ミニレポートを提出してもらいます。 講義内容を踏まえつつ、与えられたテーマに沿って書いているかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
※約束事が守られていないレポート、課題として出したテーマに沿って書かれていないレポートを提出した場合はE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・指定するテキストはありません。
・参考文献
須田努・清水克行『現代を生きる日本史』岩波書店、2014年
竹内誠ほか編『教養の日本史』第2版 東京大学出版会、1995年
そのほか講義中に適宜紹介します。
その他特記事項
・講義の前日、manaba「コースニュース」にレジュメをアップします。予習・復習の際や、プリントアウトして講義のメモをとるなど利用してください。講義の時、紙媒体資料は配布しません。
・レジュメは、あくまでも内容の要約です。最終レポートに関わってくるため、講義中はノートをとることを強くお勧めします。
・ソフトウェアの利用なし