シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康科学(フィットネス&コンディショニング) | 2024 | 秋学期 | 金2 | 商学部 | 加藤 健志 | カトウ ツヨシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-HS1-71XL
履修条件・関連科目等
2019年度以降入学生対象の事前登録科目です。
ガイダンスへの参加が必要です。日程等の詳細を授業時間割で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フィットネスとは、体力面、精神面、さらには社会面においても充実したものでありたいという健康観のことをいいます。定期的かつ継続的な運動やスポーツの実施が、フィットネスレベルの向上に大きく貢献することは、みなさんも認めるところでしょう。しかし、「大切」だとは思っていても、その方法論がわからず、定期的運動を継続するに至らない方が多くみられます。
そこで、本授業では、定期的な運動・スポーツの実施によってからだにどのような「変化」が生じるかについて基礎的理解を深めるとともに、その目的に応じた適切なエクササイズ方法の教養を得る、将来なりたい自分になるためのセルフプロデュース能力としての知識とアイディアを身に付けるための授業です。
科目目的
「リベラルアーツ科目」として位置づけられている健康・スポーツ科目では、
その受講後に「自らの意志」で健康増進に繋がるような身体運動・スポーツ活動
を行っていく際に有益となる、実践的な知識や考え方を修得することを目的とし
ています。
到達目標
自らが正しく理想的な健康状態を理論的に理解したうえで、自分にとって望ましい健康状態および体力つくりを自分自身で生涯を通して実践できる習慣を身に付けるための、知識と習慣つくりを「フィットネス:健康に適した運動」および「コンディショニング:柔軟性、バランス能力、敏捷性等々それぞれの体力要素を整える運動」をテーマに行います。
授業計画と内容
1.(導入講義)健康・体力とは?
(実技)基礎的健康状態のチェック(柔軟性、筋力、バランス能力)テストの実施と評価
2. (講義)自分を知る(身体の作りと機能の勉強)
(実技)自分の身体を知る(体格・形態測定および診断)理想と現実から目標設定
3. 講義)柔軟性と健康状態の関係
(実技)柔軟性の大切さと実践 (ストレッチング)
4. 講義)背骨と姿勢バランス
(実技)体幹の筋肉を鍛える (ボディコアトレーニング)
5. 講義)運動神経回路 について学ぶ
(実技)バランス感覚を磨く バランスボールを使って
6. 講義)脂肪の吸収と貯蔵
(実技)脂肪を燃焼させるために必要な運動 シェイプアップ エクササイズ
7. 講義)姿勢を整える (筋バランス、内臓の働き、関節の状態)
(実技)ソフトジムを使ったバランストレーニング
8. 講義)関節と運動調整機能にインナーマッスルがどう関わっているか
(実技)インナーマッスルトレーニング チューブ、ボールを使って
9. 講義)食事と栄養(運動:栄養:休養のバランスを考える)
(実技)ダンスの導入 有酸素と敏捷性を楽しく手にいれる運動
10. 講義) 敏捷性 反射神経
(実技)トランポリン、ハードル、縄跳び等
11. 講義)背骨、肩甲骨、骨盤の機能解剖学
(実技)ストレッチポールトレーニング(背骨、骨盤矯正含む)
12. 講義)筋力と筋持久力の生理学
(実技)ダンベルエクササイズ (筋力アップとシェイプアップ)
13. 講義)トータルボディーフィットネス理論 全面性
(実技)1時間のトータルボディーワークアウトの体験(セットプログラム)
14.講義)まとめと評価および人生の課題と未来計画を立てる
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎回授業前に各自の体力に応じた準備運動を行う事。
・実技授業後は各自でケアに努め、授業の内容がより健康状態の向上につながるようセルフコントロールを行う事。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 授業期間内に2−3回食事調査及びフィットネスプログラムの作成を行います。下記の平常点に、これらの課題の評点結果を加算し、総合的な評価を下します。 |
平常点 | 80 | 3分の2以上出席しなければ単位取得の権利がありません。 本授業は毎回の予習内容、知識の理解度、授業参加に関する積極性、主体性、自己コントロール能力等加味して評価を行います。 |
成績評価の方法・基準(備考)
理論的な事に関する評価は、講義内容の理解度を確認するために2−3回のレポート作成を行います。
実技に関しては、運動が出来るかどうかではなく、いかに授業に参加し積極的に授業に取り組んでいるかどうかによって評価を行います。
*3分の2以上出席しなければ単位取得の権利がありません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
東京都健康相談員
スポーツ健康相談員
大手スポーツクラブアドバイザー(特別コーチ)
専門学校講師
センシングウエアの開発(バイタルサイン測定繊維) 東洋紡
サプリメント(健康補助食品)開発 (株)明治
等
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
健康診断
体力診断
健康作り運動処方
栄養指導
等
テキスト・参考文献等
授業で必要な資料はその都度配布、説明します。