シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康科学(シェイプアップ・フィットネス) | 2024 | 春学期 | 金2 | 商学部 | 森谷 暢 | モリヤ トオル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-HS1-71XL
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「理想のからだ(体格)」を目指すことは、多くのヒトが望むことだと考えます。しかしながら、栄養摂取バランスを崩してしまうようなダイエットを行ったり、ただただ闇雲に身体トレーニングを行って、思うような成果を得られないケースは少なくありません。この点、健康的なシェイプアップ、すなわち適度な除脂肪を目指すためには、先ずは脂肪がどのようなメカニズムで蓄積され、どのような過程を経て消費されるのか、理解することが重要になります。その上で、除脂肪を果たすために必要となる「身体トレーニング要件」を整理していく必要があります。
本授業では、健康的な除脂肪に必要となる「健康的理論」を理解・把握し、それらに応じた実践法、すなわち「除脂肪トレーニング」の実践能力を高めることを目的としています。本授業を受講すれば、必ず痩せるわけではありません。あくまでも、健康的な除脂肪を目指すための「きっかけ」を提供していきたいと考えています。
本授業で展開するエクササイズの難易度は決して高くないですし、適宜「レクリエーション」的なゲームを取り入れ、楽しくエクササイズが出来る日も設定していきます。「痩せることの科学」に関する実践的な学習に興味があり、かつ、積極的に授業課題に取り組むことが出来る学生を歓迎します!
科目目的
「リベラルアーツ科目」として位置づけられている健康・スポーツ科目では、その受講後に「自らの意志」で健康増進に繋がるような身体運動・スポーツ活動を行っていく際に有益となる、実践的な知識や考え方を修得することを目的としています。
到達目標
本授業では、「健康的に痩せる」という目標を通して、運動に対する身体応答や、適正な身体トレーニング法について理解し、健康増進を自らの意志で実現させるための基礎的な知識を獲得し、その理論に沿ったエクササイズを実践出来る【身体的教養】を滋養していくことを目指します。
授業計画と内容
1 【講義】授業ガイダンスとアンケート調査
2 【導入調査】自分のからだと生活を顧みる(体組成分析と日頃の食事調査)
3 【講義】健康維持に必要となる最低限の努力とは?
【エクササイズ】真面目に取り組むストレッチング
4 【講義】ウォーキングの効用とエネルギー消費量
【エクササイズ】ウォーキング・ゲーム①
5 【講義】ウォーキングのクオリティを高める方法
【エクササイズ】ウォーキング・ゲーム②
6 【講義】体脂肪が増えてしまうメカニズム<食欲との関係から>
【エクササイズ】フライングディスクを使ったウォーキングゲーム
7 【講義】美味しさの追求と「依存性」の怖さ
【エクササイズ】楽しみながらカロリー消費量を高める①<オルタナティブスポーツ>
8 【講義】糖質過剰摂取の弊害<飲料水を見なおそう!>
【エクササイズ】楽しみながらカロリー消費量を高める②<オルタナティブスポーツ>
9 【講義】賢い糖質摂取法とは?
【エクササイズ】楽しみながらカロリー消費量を高める③<オルタナティブスポーツ>
10【講義】リバウンドを防ぐシェイプアップエクササイズ
【エクササイズ】楽しく体幹を鍛える!①<バランスボールを使ったインナーコアトレーニング>
11【講義】 “頑張ること”の意義<高強度&筋トレの効果とは?>
【エクササイズ】楽しみながらカロリー消費量を高める④<オルタナティブスポーツ>
12【講義】正しいダイエットを追求する<たんぱく質摂取の重要性>
+ワークショップ<マイダイエットプログラム作成について>
13【講義】代謝力の改善から考えるスマートなダイエット法とは
+楽しく体幹を鍛える!②<バランスボールを使った<インナーコアトレーニング>
14【講義】まとめ+ふり返り(体組成分析)
※授業計画は,受講者の体力レベル、授業の理解度、屋外授業実施の可否(雨天の影響など)により、柔軟に変更していきます。上記は、あくまでも授業展開例としてお考え下さい。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
スマホのアプリを活用した、日頃摂取している食事内容の調査(主にカロリー計算)を行ってもらいます。
また、期末には、ダイエットプログラムの作成を行ってもらいます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 授業時に2~3回、普段の食事に関する調査を課します。また、期末には受講者ひとりひとりに、本授業受講の成果を反映させたダイエットプログラムを作成してもらいます。 下記の平常点に、これらの課題の評点結果を加算し、総合的な評価を下します。1 |
平常点 | 80 | 本授業における成績評価は、各授業毎の「平常点」によって行います。平常点は、講義後に実施する小テストの結果と、その後に行うエクササイズへの取り組みから評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
本授業では、テキスト・参考書は使用しません。
必要となる資料等はこちらで用意します。