シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ICT演習 | 2024 | 春学期 | 木3 | 商学部 | 高橋 周平 | タカハシ シュウヘイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-OI1-82XS
履修条件・関連科目等
事前登録科目です。
履修希望者が定員を超過した場合は、抽選にて履修者を決めます。
関連科目については特になし
<機材について>
映像撮影のためのスマートフォン、動画撮影可能なデジタルカメラのいずれかが必要
データ保存を毎時間行うため、USBメモリ、SSDなどを必ず持参のこと
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
学部、学科の専門領域を超えて、今日求められる共通能力として、以下の2つが必要とされる。
1)簡単なデザイン制作能力(イラストレーターを使用、デザインの良し悪しを判定する能力)
2)映像を活用した表現、プレゼンテーション能力(YouTubeなどをプラットホームとする)
これからは少し前までは「専門家」「クリエーター」に委ねていたものだが、ほんの少しの努力と経験を積むことで、なんなく自分のものにでき、その分、「説得力」のあるプレゼンテーションにすばやく結びつけることができる。
本授業では、この2点に特化し、習得し、自在に表現できるところまでを目標としている。
<流れ>
ソフトのガイダンスと、簡単なチュートリアル
様々なデザイン、写真、映像体験
テーマ設定・プロット作り
撮影などの自主活動
編集・制作作業
手直し
クラス内での「発表会・講評」
提出
という流れを辿る。
科目目的
この科目は、カリキュラム上のリベラルアーツ科目として位置付けられていることから、
この科目での学習を通じて、学生が「デザインと映像」に対する認識を深めるとともに、「デザインと映像を存分に用いて表現する」ことに関わる知識を習得し、制作・完成までの経験値を積み上げることを目的としている。
具体的には次のようにまとめられる。
1)デザインの制作・・・表現したいことに対して深さと幅を与える
2)デザインの良し悪し、その判定基準を身につける
3)映像作品の制作・・・伝えたいことを、より説得力を増して、伝えるための技術と手法を身につける
4)発表、講評を通じて、1)〜3)について客観性と問題解決力を養う
5)最終的な発表と作品の提出
こうしたことは、今日において全て頭では理解できていることばかりである。しかし反対に、手を動かして実作し、完成まで漕ぎ着けなければ見えてこない部分も抱えもっている。
この授業では様々なフェーズを通じ経験値を積み上げ、説得力のある映像作品・プレゼンテーションへと結びつけることを目的とする。
到達目標
デザインと映像作品を自在に制作できる能力の習得。
そこから生み出される説得力のあるプレゼンテーションの実現。
授業計画と内容
1 ガイダンスとアプリ、ソフトの使い方
2 簡単なデザイン制作1 / 映像撮影(自主活動)
3 簡単なデザイン制作2 / 映像撮影(自主活動)
4 その講評とデザイン作品の提出 / 映像撮影(自主活動)
5 映像制作1(上記2〜4を活用して、タイムラインの組み立て)
6 映像制作2(カット編集)
7 映像制作3(サウンドを加える)
8 映像制作4(タイトル・トランジションなどを加える)
9 ラッシュ上映と、より複雑な映像制作・編集1
10 より複雑な映像制作・編集2 ブラッシュアップ 最終仕上げ 完成
11 発表会1(グループA 15名=人数は予定)
12 発表会2(グループB 20名=人数は予定)
13 発表会3(グループC 20名=人数は予定)
14 まとめ 映像作品提出 と 作品応用例
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1)デザインのテーマ設定(コンセプトメーク)・材料集め
2)映像作品用の、写真、映像の撮影(数日間は最低必要)
これらは、授業の中では時間を要しすぎるため、授業外での個人作業(撮影など)の熱心な取り組みを期待している。
撮影については、社会的配慮から撮影禁止場所・テーマなどの条件を設ける。これについては授業で伝達する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 75 | 平常の授業への積極的な参加 講評会、発表会への積極的な参加 |
その他 | 25 | 完成作品の提出(デザインと映像の各1回) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
映像制作
YouTubeチャンネルなどの運営(現在休止中)
写真集制作(印刷)
美術、映像、写真、映画などをテーマにした雑誌(ウェブ含む)寄稿 多数
展覧会ディレクション 多数
本学以外の講義、講演多数
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
印刷、ウェブ、映像など、いずれも制作のためには、専門性の高いスキルが必要となる。またそれを習得する時間も膨大にかかる。
しかしながら最も大事なことは、思い描いた世界を自分の手で「実現する」ということに尽きると思う。足りないスキルは後から学べばよい。
本授業では、履修生の皆さんに「実現する」ことの尊さと満足感、達成感を味わってほしいと願っている。
そのために、授業の内容については、切り詰められるところは全て切り詰め、最短でシンプルに目的を達成できるよう構成した。
できる限り授業に参加してもらえれば、新しい世界が開かれることを約束したい。
テキスト・参考文献等
特になし
その他特記事項
主な使用ソフト
GOOGLE マイドライブ(学校で割り当てられたもの)・・スマホ映像データ>コンピュタ などのデータ移動用として必要
ダヴィンチ・リゾルブ(無料版)・・授業内で用意。個人的にもダウンロードすれば自宅作業が可能
その他個人的に利用する場合は、他の映像編集ソフトを使用しても可。ただし授業は、ダヴィンチ・リゾルブ(無料版)ベースで行います
アドビ イラストレーター・・授業内で用意
アドビ フォトショップ・・授業内で用意
必要な機材
制作過程を保存するために、USB, SSDなどをご用意ください
その他注意
授業は毎回着実に進んでいきます。できるだけ全回出席してください
教員との連絡はmanabaをご利用ください