シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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海外インターンシップ演習 | 2024 | 前期 | 土2 | 経済学部 | 高田 圭悟 | タカダ ケイゴ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-TR2-92XS
履修条件・関連科目等
日常会話ができる英会話力(目安のTOEICスコア600~700点以上)があることを希望しますが、インターンシップが始まるまでに英語力を高める努力を継続しようとする意志があれば、現在のTOEICスコアにはまったくこだわりません。また、授業内でインターンシップに必要な英語力を習得するためのヒントは随時提供します
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、他人と協調してチームワークを発揮し、また、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
flowprofiler社(オーストラリア)のコンサルタントよりオンラインで提供される実践的なインターンシッププログラムです。夏季休暇中に開催される全6回のオンラインでの講義・ワークショップに参加します。インターンシップ最終日には、提示される課題に対し、英語によるビジネス提案を行います。
良い提案の実現のための準備として、「論理思考」、「創造的思考」、「プレゼンテーション能力」、「戦略思考」、「コミュニケーション能力」、そして、メンバーと協調して課題に取り組む「チームワーク」と「英語力」を学習します。
社会に出てからも有効なビジネススキルとマインドを学生のうちに習得し、ビジネスの進め方を体系的に理解し、実践するという貴重な体験ができます。(当授業の履修にあたっては、夏季休暇中に開催されるオンラインインターンシップ実習(全6回)への参加を必須とします。※前期期間中に開催される「インターンシップ実習」のみの参加は認められません)
※産学協議会の分類上、「タイプ2」に相当します。
科目目的
「ビジネススキル」、「ビジネスに対する考え方・マインド」、「英語力」など、社会で活躍するために必要なさまざまな要素を学習します。当授業に参加することで得られるさまざまな"気づき"を通して、自らの能力に自信を持ち、また、将来の方向性を見出すことを目的とします。
到達目標
社会に出てからの仕事の進め方の基本スキルと心構えを実践できるようになること、また、周囲の人から信頼される人物になることを目標にします。
授業計画と内容
1. ガイダンス
2. コミュニケーション能力(1):考えをすばやく整理する手法
3. コミュニケーション能力(2):分かりやすい説明の手法
4. コミュニケーション能力(3):説得力を高める手法
5. コミュニケーション能力(4):相手の興味・関心事を探す手法
6. 思考力を高める(1):俯瞰思考力(視点・視野・視座)
7. 思考力を高める(2):戦略思考のためのフレームワーク(バックキャストアプローチ、差別化戦略)
8. 思考力を高める(3):マーケティングフレームワーク (セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング)
9. 思考力を高める(4):Six Thinking Hats®思考法 :個々の知恵を結集させるミーティング・ファシリテーション手法
10. 思考力を高める(5):アイデア発想法(クリエイティブシンキング)
11. 感情知能(EQ:Emotional Intelligence Quotient)の理解
12. 対人関係構築スキル(DiSC®理論)
13. プレゼンテーションスキル(1):プレゼンテーション基礎
14. プレゼンテーションスキル(2):プレゼンテーション実践練習
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業各回終了後、授業で学んだことの振り返り、および授業内で提示される課題について、英語でA4で1枚のレポートを作成し、提出します
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 60 | 学習に対する積極度(質問回数等)、課題への取り組み方と成果物のレベル、指摘事項に対する的確な対応など |
その他 | 40 | チームメンバーとの協働性 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
・株式会社プレイフル (2010年12月 – 現在)
企業向け研修インストラクター、研修開発、コンサルティング
・慶應丸の内シティキャンパス客員コンサルタント (2015年7月 – 現在)
企業向け研修インストラクター、コンサルティング
・ラーニング・マスターズ株式会社 (2003年11月 – 2010年9月)
企業向けビジネススキル研修インストラクター、および研修開発
・インフィニトラベルインフォメーション株式会社 (1995年4月 – 2000年12月)
全日空系国際線航空券予約・発券システムの提供
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・ビジネスを効果的に遂行するためのスキルやマインドを企業研修やコンサルティングを通じてたくさんのビジネスパーソンに直接伝えてきた経験を活かし、社会に出て活躍できる人財になるためのヒントを伝えていきます。
テキスト・参考文献等
【参考文献】『ルールオブスリー「やるべきこと」は、ここまで絞れ』高田圭悟(三笠書房)2017年 ISBN978-4-8379-2679-5 C0030
・授業で使用する教材・レジュメは授業の中で随時提供します
その他特記事項
参考URL
http://playful.co.jp/
https://flowprofiler.com/