シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康・スポーツ | 2024 | 前期 | 月4 | 国際情報学部 | 向山 昌利 | ムコウヤマ マサトシ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-HS1-LA11
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スポーツは、スポーツウェアの日常的着用、学校体育・運動部活動への参加、オリンピックやパラリンピック開催など、私たちの生活と密接に関わっている。しかし、スポーツを科学的に理解する機会は、決して多いとは言えない。そこで、この授業では自然科学的視点と人文・社会科学的視点という異なる二つの視点からスポーツをとらえ、スポーツをできるだけ多面的に理解することを目指す。具体的には、健康増進、トレーニング、運動部活動、運動会、オリンピックといった切り口を講義ごとに設定し、スポーツと身体の関係やスポーツと社会の関係を検討する。
科目目的
スポーツと身体の関係、ならびにスポーツと社会との関係を理解する。
到達目標
スポーツと身体や社会との関係を説得的に説明できるようになる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス
第2回「運動」「体育」「スポーツ」の違いとは?
第3回 スポーツは目的か手段か?:健康
第4回 子どもたちの才能を潰す身勝手さ:トレーニング
第5回「文武両道」は建前?それとも本音?:運動部活動
第6回 運動会の目的は、なんと国家統合!:国民国家
第7回 スポーツの新たな活用可能性:国際協力
第8回 プレー中の怪我はいったい誰の責任なのか?:スポーツ法
第9回 110mと100mという2つのハードル走が持つ意味:ジェンダー
第10回 スーパーシティを作り出すオリンピック:メガイベント
第11回 声をあげるアスリートたち:政治
第12回「教師ー生徒」関係の破綻:事故補償
第13回 被害者はいったい誰なのか?:体罰
第14回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 期末レポート 1) 論理性 2) 独自性 3) 表現の正確性 |
その他 | 80 | 授業後に実施する小レポート 1) 論理性 2) 独自性 3) 表現の正確性 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
ラグビーを草の根から国代表までの競技レベルでプレーした経験があり、「余暇活動」、「健康増進」、「人格形成」、「競技力向上」などスポーツ参加の多様なあり方を理解している。また、国内・国外、愛好家から国代表レベル、児童からシニアといった幅広い対象に対してラグビーを指導した経験を有するため、指導者と参加者との関係を複眼的にとらえることができる。くわえて、政府機関や国内競技連盟とともにスポーツを通じた国際協力プログラムを作成・実施・評価した経験を有するとともに、スポーツを通じた異文化理解プログラムを展開する一般社団法人の代表理事として組織を運営する経験をもつため、プログラム展開や組織運営にまつわる諸課題を理解している。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
プレーヤー、指導者、組織運営者としての経験と人的ネットワークを活用して、実践知に基づく授業を展開する。
テキスト・参考文献等
授業時間内に適宜指示する
その他特記事項
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参考URL
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