シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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プログラム講義Ⅵ(ファイナンシャル・プランニング概論Ⅱ) | 2024 | 秋学期 | 月4 | 商学部 | 藤波 大三郎 | フジナミ ダイサブロウ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-FN1-02XL
履修条件・関連科目等
2018年度以前入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ファイナンシャル・プランニング技能士試験の6分野のうち、
Dタックスプランニング、E不動産、F相続・事業承継の3分野に
対応する知識を中心に、テキストに沿って進行してゆきます。
科目目的
プログラム科目に設置された講義科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、資格取得や技能形成のための実践的な学習を通して、キャリアに直結する専門知識の習得を目的とします
実務対応型教育として金融サービス業におけるパーソナル・ファイナンス論の実践である
ファイナンシャル・プランニング業務の基礎的な知識の習得を目的とします。
到達目標
この科目では、国家資格のファイナンシャル・プランニング技能士2級の検定試験に合格する水準の知識を習得することを到達目標とします。
授業計画と内容
1.税金の種類、所得税の仕組み、10種類の所得についての解説
2.損益通算、所得控除の説明
3.税額控除、所得税の申告と納付の解説
4.法人税、消費税等の説明
5.不動産の見方、不動産の取引の解説
6.都市計画法、建築基準法の説明
7.区分所有法、不動産の取得・保有と税金の解説
8.不動産の譲渡と税金、土地の有効活用・不動産投資の説明
9.相続と法律、相続税の解説
10.贈与と法律、贈与税の説明
11.相続時精算課税制度、贈与税の説明
12.相続財産・贈与財産の評価の解説
13.自社株評価・自社株対策の説明
14.まとめ:FP検定D,E,F分野について
分散学習の効果を狙い、授業を前半と後半にわて、E分野とF分野を
行う場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習として次の授業で進むと思われる範囲のテキストの見出しをみておいてください。復習としてテキストにマークされた部分を繰り返し暗記して下さい。以上の予習、復習により4時間の自習時間を確保して下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 不動産、相続等学習した内容を理解し、自分の意見を適切に表せるかで評価します。 |
平常点 | 20 | 講義に参加し、まじめに受講しているかで評価します。 |
その他 | 40 | ミニレポート及び小テスト:学習した内容を理解し、アウトプットできるかで評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席率が70%に満たない者についてはE判定とします。
原則として、レポート40%、ミニレポート及び小テスト40%、平常点20%で評価しますが、FP試験受験状況を加点を加味します。
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
特定のフィードバックは行っていないが、授業時間内に理解が進むように工夫しています。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業の一部の回について短いコメントを求めています。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
都市銀行に勤務(1978年4月~2002年12月、株式会社三井住友銀行<旧太陽神戸銀行>勤務)し、FP教育に4年間、個人金融業務に2年間携わりました。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
4年間のFP教育の経験を活かして、FP業務の基本的な知識と手法について講義します。
テキスト・参考文献等
・テキスト
滝澤ななみ『みんなが欲しかった’23~’24年版FPの教科書2級』TAC出版、
2024年5月発売予定
藤波大三郎『たのしく学ぶファイナンシャル・プランニング改訂版』創成社、2021年、978-4-7944-2578-2
その他特記事項
将来、銀行、保険、証券、信託銀行等の金融サービス業に就職しようと考える皆さんにとり有益です。パーソナル・ファイナンスの実践であるファイナンシャル・プランニングの講義は、他の専門科目の必要性を実感する講義です。特に簿記の基礎知識は不可欠です。
ソフトウェアの利用なし