シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ビジネス・プロジェクト講座Ⅰ | 2024 | 春学期 | 水2 | 商学部 | 行木 陽子 | ナメキ ヨウコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-CE1-11XM
履修条件・関連科目等
2023年度入学生対象科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業との連携により学生が自ら主体性を引き出すと共に、社会・企業の事業に触れ、社会で必要なスキルを学ぶという、産学連携による次世代プログラムである。 民間企業から出された課題に対して班で検討し、企画を発表し、振り返るという流れで、半期の間に2企業からのミッションに挑む。
科目目的
本科目は商学部カリキュラム上のキャリア科目に位置付けられています。
学ぶことは社会で生きることとどうつながっていくのだろうか。果たして大学で学びは社会に出てから役に立つのだろうか。企業人からの問題提起を受け、考え、調べ、仲間とともに討議し、発信していく中から、自分の知識を深め、仲間とともに新しいものを創り出していく手応えを感じ、大学の4年間の学びにおいて主体的な姿勢を持つための第一歩を踏み出すことが本授業の目的である。
具体的な課題に対して効果的に情報を収集・分析し、自己の意見を述べるだけでなく、どう周囲とコミュニケーションを取るのか、他者に耳を傾け、理解しようとする姿勢を身に着ける。
到達目標
企業から提示される課題にチームのメンバーと協力して取り組むことでチームで成果を出すために必要な力を身に着ける。
■自ら考える力
- 効果的に情報を収集し分析する力
- 洞察力(物事を深く鋭く見抜く力、見通す力)
- 自分の意見を生み出す力
■チームで協力する力
- 他人に自分の意見を伝える力
- 他人の意見を引き出して理解する力
- チームの意見をまとめる力
- リーダーシップ
授業計画と内容
1.ビジネス・プロジェクトとは・・・講座概要説明および作業、班で行動することの意味を考える→班内ディスカッション。役割分担。考えたことのアウトプットの練習
2.企業研究・調査方法を学ぶ・・・検索の方法、デザイン思考アプローチ。
3.調査・発表の方法を学ぶ①考えてみよう!・・・課題の提示。課題分析・アウトプットの方法を検討。
4.調査・発表の方法を学ぶ②グループワーク・・・班ごとに話し合い、各自の材料を持ち寄り、企画決定。
5.調査・発表の方法を学ぶ③発表・・・各班10分で、提案を発表し、質疑応答を行う。
6.ミッションを受ける(企業)・・・企業担当者からミッションを受ける。質疑応答。
7.一次提案にむけた企画決定・・・班ごとに話し合い、各自の材料を持ち寄り、企画決定。
8..一次提案・・・各班8分で、提案を発表し、企業担当者と質疑応答を行う。後半はグループワークに担当企業が入る。
9.企画の改善・資料作成・・・一時提案時に指摘を受けた内容をもとに企画の改善をする。
10.フィードバックを受け再考する・・・一時提案後の企画改善点を示し、企業からフィードバックを受け、企画の加筆修正を行い、企画の内容をつめる。
11.企画案決定・・・班ごとに話し合い、各自の材料を持ち寄り、企画決定。
12.最終提案にむけて・・・プレゼンテーションの練習を行う/配布資料作成。
13.最終提案・・・企業担当者に向け、最終発表を各班10分で行う。
14.振り返り・・・班の発表の内容を振り返り相互評価を実施する。自分の学習に関して今後大学で、社会に目を向け何を学びたいか話し合う。
第13回の最終提案は支援企業内の施設にて発表を行う可能性があります。めったにない機会ですので実現したいと思いますが、学外への移動が伴います。4月の説明会にて補足説明を行います。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
企業からのミッションに対してグループワークを行う中で、授業外での班での検討が複数回想定される。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 最終自己評価レポート:ビジネス・プロジェクトを通して学んだことを簡潔に報告する |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度の状況を基準とする 班内での貢献度:班内の相互評価を基準とする |
その他 | 30 | プレゼン評価:資料のわかりやすさ・効果的プレゼンテーション・時間管理などを評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
日本IBMに入社後、製造業の顧客を担当するSEとしてメインフレーム/ネットワーク系の技術を提供。サービス部門での音声認識技術を利用したコールセンター構築サービスの開発リーダーを経てソフトウェア事業へ異動。コラボレーション・テクノロジー分野のエバンジェリスト(伝道師)として活動すると共に、大規模顧客の次世代コラボレーション基盤の設計・導入に従事。2016年技術理事に就任。グローバルの技術者と連携してAIなどの最新テクノロジーを活用した働き方改革ソリューションをリード。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
各企業との連携により、企業が提示する具体的な課題に対し、効果的に情報を収集・分析する力、グループワークを通して意見を交換し、相手の考えに対する理解を深め、まとめ上げていく力、課題解決していく力を身に着けられるよう支援する。
テキスト・参考文献等
授業時に随時提示します。
その他特記事項
ExcelやPowerPointの使用に関しては、ワークステーションの講座受講を必要に応じて行うことを推奨する。
その他:ソフトウエアの利用はありません。