シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合講座(スポーツ・ビジネス―競馬の世界)JRA協力講座 | 2024 | 春学期 | 水4 | 商学部 | 石村 直之、藤田 岳彦 | イシムラ ナオユキ、フジタ タカヒコ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-CK1-41XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代社会において,スポーツは巨大なビジネスとなっています.実際,オリンピックは世界中に TV 中継され,多くの人が視聴するようになっています.他にもサッカーワールドカップなど世界的なスポーツイベ ントがあり,それぞれ,文化とビジネスとしての運営方法があります.
本講義では,JRA の協力の下で,「競馬」をテーマとしてスポーツ文化とビジネスの関わりを論します.
科目目的
総合講座はカリキュラム上のリベラルアーツ科目人文社会学系に位置付けられています.
競馬の歴史は古く,紀元前から競馬(戦車競技)は行われており,日本でも戦国武将による馬追などが行われていました.一方,最初の洋式競馬は 1861 年に横浜で開催されたとの記録があり,1907 年には日本競馬会(JRA の前身)が「東京優駿大競争」を創設しました.以来,競馬の歴史は連綿と続き,毎年10 万人以上の観客を集めるレースも行われるようになっています.
そのメガイベントを実際に運営している JRA の協力の下で,日本の競馬界・競走馬・競馬場・騎手/馬主などの 競馬産業と競馬ビジネスの実態を解説し,実感することを目標とします.
到達目標
スポーツ・ビジネスの代表例の一つとしての,日本の競馬界・競走馬・競馬場・騎手/馬主などの 競馬産業と競馬ビジネスの実態を実感すること,さらに加えて,競馬を「ビジネスとして成立させている要因とその運営を支えるメカニズム」 について体系的な知識を得て,「スポーツ・ビジネスの実際」を理解することを講義の到達目標とします.
授業計画と内容
14人の講師による「リレー講義,1話完結方式」となります.実際のテーマは新年度以降決まり次第に公表します.
参考として前年度2023年度春学期の内容を示します.
1.オリエンテーション
2.競馬・JRAの概要
3.競馬のプロモーション戦略
4.JRAのギャンブル等依存症対策
5.競馬の魅力
6.競馬の数理(確率論)・調教師の世界
7.インターネットを活用した販売戦略
8.競馬のコンピュータシステムと情報サービス
9.世界の競馬
10.競馬の舞台装置(スタンド・コース)
11.データの活用
12.競馬番組・競走体系
13.映像コンテンツとしての競馬
14.馬事振興への取組み
他に,東京競馬場見学会を予定しています.ただし,希望者が多数の場合は抽選となります.
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
出題された課題に必ず取り組んでください.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | スポーツ・ビジネスとしての競馬を理解しているかどうか問います. 単位取得のためには必須です. |
平常点 | 60 | 何回かの講義の折りに出される課題に対する評価です.当該講義を理解しているかどうか問います. |
成績評価の方法・基準(備考)
何回か講義終了時に提出するレポートによる平常点 60%,
期末での課題提出 40%(単位取得のためには必須です).
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
競馬というスポーツ・ビジネスとしてのメガイベントを,実際に運営している JRA の協力によっています.
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験の実際を講義します.
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕特にありません.
〔参考書〕必要となればその都度指示します.
その他特記事項
ソフトウェアの利用は特に予定していません.