シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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総合講座(金融リテラシーを学ぶ) | 2024 | 秋学期 | 火3 | 商学部 | 高橋 豊治 | タカハシ トヨハル | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-FN1-47XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大学生という社会人として自立するための能力を確立する時期に、最低限身に付けるべきお金の知恵・判断力を体系的かつ具体的に学ぶことはとても重要です。金融広報中央委員会は、「金融リテラシー・マップ」(https://www.shiruporuto.jp/public/data/lecture/literacy/)の中で大学生が最低限身に付けるべきお金の知恵・判断力について体系的かつ具体的に整理しています。
この講義では,この整理に基づいて、大学生として最低限身に付けるべきお金の知恵・判断力を学ぶための講義をオムニバス形式で展開します。
科目目的
総合講座は商学部のリベラルアーツ科目として、専門教育と同時に、広くバランスのとれた資質や能力を身につけることを目的とした科目です。この講義は、個人がライフステージのさまざまな局面で自立した意思決定や適切な判断を行うのために,大学生として最低限身に付けるべきお金の知恵・判断力を養うことを目的としています
到達目標
大学生として必要な金融リテラシーを身に着ける
授業計画と内容
※本授業はすべての授業をオンラインで開講します。Cisco Webex ウェビナーを利用した同時双方向型オンライン授業を実施します。
最低限身に付けるべきお金の知恵・判断力の内容は、「家計管理」「生活設計」「金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択」「外部の知見の適切な活用」の4分野に分かれます。各分野の専門家によるオムニバス方式で、以下の項目に関する講義を行います。
1.導入─金融経済教育の重要性(生活を取り巻く社会経済環境、金融リテラシーの意義・重要性など)
Before & Afterアンケート実施
2.人生とお金(人生にかかるお金の意味、ライフデザインの重要性、奨学金制度、職業選択の意義、就労形態と生涯所得、社会保障制度の基礎、など)
3.お金と経済(金融・経済環境の変化とそれへの対応、収支管理、など)
4.ライフプランを描く①(ライフプランの重要性、人生の3大費用など)
5.ライフプランを描く②(キャッシュフローの分析演習など⇒持ち帰り課題として後日提出)
6.お金を借りる①(クレジットカード・消費者ローンの仕組みと利用上の留意点など)
7.お金を借りる②(住宅ローンの仕組みと利用上の留意点など)
中間レポート出題
8.お金をふやす①(投資の意義、リスクとリターンの関係、長期投資の重要性など)
9.お金をふやす②(投資信託の仕組み、分散投資の重要性など)
中間レポート回収
10.リスクに備える①(人生におけるリスクと保険の役割、生命保険の活用法など)
ライフプランニング見直しワークシート(課題)回収
11.リスクに備える②(生活に潜むリスクと保険の役割、損害保険の活用法など)
12.トラブルに強くなる(学生や若手社会人が陥り易い悪徳商法・金融商品詐欺と予防策など)
13.ライフプランを描く③(第5回課題に関する議論、重要な知識・ノウハウの確認など)
14.全体総括(重要事項の復習、講義の中で生じた疑問への回答など)
Before & Afterアンケート実施
毎回の授業はそれぞれの分野の実務経験を持った専門家が担当します。
また,上記授業計画は,今後必要に応じて変更することがありますので,注意してください。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の配布資料を基に,講義内容を関連させながら理解し,最終レポート作成に結び付けてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 毎回の授業内容のポイントが理解できているか |
レポート | 20 | テーマに従った内容の提言ができているか(中間レポートの形式にします) |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験(80% 評価基準:毎回の授業内容のポイントが理解できているか)と中間レポート(20% 評価基準:テーマに従った内容の提言ができているか)による総合評価
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
(金融庁、日本銀行、銀行協会、証券業協会、投資信託協会、生命保険文化センター、損害保険協会、ファイナンシャルプランナー協会、東京都金融広報委員会など)金融の各分野の現役の実務家によるオムニバス授業
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
それぞれの実務経験に基づき、大学生として必要な金融リテラシーについて講義する
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
使用しません。講義の都度、資料を配布します。
〔参考書〕
講義の中で適宜紹介します。
その他特記事項
中間レポートはmanaba https://room.chuo-u.ac.jp/ を利用して出題・回収します。 期末試験の実施方法等の詳細については、決まり次第公表します。
授業内容に関する質問・意見は、授業中に受け付けます。
授業内容以外の質問(授業の運営方法や成績評価方法などすべてについて),並びに書類提出(公欠届など)は、原則として、担当教授のオフィスアワーのみで受け付けます。ただし、全学メールからのルールに従ったメールでの質問に限り、例外として受け付けます。
なお,公欠届は事前の提出が必須です。
[ソフトウエアの利用]
Microsoft 365、オンライン授業参加に必要なCISCO Webex アプリ 以外の特別なソフトウェアは利用しません。