シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
健康・スポーツⅠ テニス | 2024 | 春学期 | 金2 | 商学部 | 植田 実 | ウエダ ミノル | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
CM-PP1-72XT
履修条件・関連科目等
事前登録科目につき、ガイダンスへの参加が必要です。日程等の詳細を授業時間割で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テニスは生涯を通じて楽しむことができるスポーツである。また、世界的に認知度の高いメジャースポーツと言える。基本技術(グランドストローク、ネットプレー、サービス&レシーブ)を習得し、ルール、審判法を学びテニスの楽しさを理解出来るようになること。そして、受講者間でのグループ学習により、自身が持つコミュニケーション能力を高めてもらいたい。
科目目的
「リベラルアーツ科目」として位置づけられている健康・スポーツ科目では、その受講後に「自らの意志」で健康増進に繋がるような身体運動・スポーツ活動を行っていく際に有益となる、実践的な知識や考え方を修得することを目的としている。
学生がテニスという世界各国で行われている国際的メジャースポーツを学ぶことにより、今後の人生において、海外での人と人との大きな繋がりをもたらす。テニス競技が持つ相手への敬意、尊重は人間力向上につながる。また、学生同士のグループワークは自身のコミュニケーション力を引き出し、協働する力をもたらす。そして、学生がテニスを互いに指導し合う経験をし、新しい人間関係構築に寄与するものとなる。
到達目標
・学生が基本技術の習得とルール・審判法を理解し、受講者同士でゲームが出来るようになること。
・初めてテニスのラケットを持つ学生がボールを打つ楽しさからゲームを楽しむまでの過程を学生同士で共有できるようになること。
・学生が協働して目標達成するためのコミュニケーション能力の実践ができるようになる。
・学生がテニスの持つ相手への敬意や配慮を学び、実践できるようになること。
・学生が初心者へのテニス基本技術の習得、ルール、審判法が教えられるようになる。
授業計画と内容
1:テニスの理解
・授業の進め方、テニス競技について説明
2:テニスの基本技術(ラケッティング)
・ラケットとボールを使っての遊びと簡易ゲーム
3:グラウンドストローク(フォアハンド)の動きの理解
・ラケッティング、フォアハンドストロークの練習、簡易ゲーム
4:グラウンドストローク(フォアハンド)のスキル向上
・ラケッティング、フォアハンドストロークのコントロール能力向上練習、簡易ゲーム
5:グラウンドストローク(バックハンド)の動きの理解
・ラケッティング、バックハンドストロークの練習、簡易ゲーム
6:グラウンドストローク(バックハンド)のスキル向上
・ラケッティング、バックハンドストロークのコントロール能力向上練習、簡易ゲーム
7:ボレー&ネットプレーの練習
・ラケッティング、ボレー、スマッシュ練習、簡易ゲーム
8:サービス&レシーブ(リターン)
・サービス練習、レシーブ(リターン)練習、簡易ゲーム
9:シングルス形式の試合練習
・グループによる練習実践、シングルス形式の簡易ゲーム、審判法、ルール
10:シングルスの試合
・グループによる練習実践、シングルスのゲーム、審判法、ルール
11:連携プレーの練習
・グループによる練習実戦、グラウンドストロークからネットプレーへの移行練習
12:ダブルスの試合形式練習
・グループによる練習実践、ダブルス形式の簡易ゲーム、審判法、ルール
13:ダブルスの試合
・グループによる練習実践、ダブルスの試合、審判法、ルール
14:まとめ
・テニスの楽しさ、ゲーム、基本技術習得、ルール、審判法の理解の振り返り
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
期末試験(到達度確認) | 20 | 授業の理解度をレポートにより評価する |
レポート | 60 | 授業時毎回の振り返りシートにより、授業内容の理解や実践の達成具合について評価する |
平常点 | 20 | 授業への積極的取り組み、スポーツマンシップ、周囲との協働について評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験(レポート)
・基本的な知識・技能の習得 15点(知識の習得5点 情報収集力5点 情報分析力5点)
・思考力・判断力・表現力 5点
レポート(毎回の授業時の振り返りシート)
・授業内容についての理解度を記述の質と量から評価 60点(4点×14回+加点4点)
平常点
・授業内容への積極的な取り組み 10点(主体的に取り組み、到達目標に向けて自ら学んでいるか)
・スポーツマンシップと周囲との協働・振る舞い 10点(公平な態度で協働しながら学んでいるか)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1998年バンコク・アジア大会日本代表監督
2004年アテネオリンピック日本代表監督
2006年ドーハ・アジア大会日本代表監督
2016年リオデジャネイロオリンピック日本代表監督
2005年〜2009年 フェドカップ日本代表監督(女子の国別対抗戦)
2013年〜2018年 デビスカップ日本代表監督(男子の国別対抗戦)
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・雨天時の講義の際に映像を交え受講者に紹介し、互いにディスカッション及びQ&Aを行う。
・基本技術習得段階でより細かい指導ができる。
テキスト・参考文献等
テキスト
①梅林薫他
②教師を目指す学生のためのテニスの初心者指導
③株式会社 大修館書店
④2018年 初版第1刷
その他特記事項
・授業最後に毎回の振り返りシートの記述があるため、筆記用具を持参すること。