シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康・スポーツⅣ フェンシング | 2024 | 秋学期 | 火2 | 商学部 | 冨田 智子 | トミダ トモコ | 2~4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
CM-PP2-73XT
履修条件・関連科目等
事前登録科目につき、ガイダンスへの参加が必要です。日程等の詳細を授業時間割で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
西洋の剣術をルーツに近代スポーツへ発展したフェンシングは、剣という武器を用いて相手を突く、斬ることによって得点を競う競技です。安全な間合いを保ちながら適切な力加減で剣を操作するという、ダイナミックかつデリケートな運動技能が要求されます。ヨーロッパのスポーツ文化に触れながら生涯に渡り安全な身体活動を獲得する姿勢を養うことを目的とし、フェンシングを初めて行う人にも無理なく安心して楽しめるように基礎から実践まで指導します。
科目目的
「リベラルアーツ科目」として位置づけられている健康・スポーツ科目では、その受講後に「自らの意志」で健康増進に繋がるような身体運動・スポーツ活動を行っていく際に有益となる、実践的な知識や考え方を修得することを目的としています。
この授業ではフェンシングという日本ではあまり馴染みのないスポーツを体験し、マスクを被り剣という武器を持って相手と対峙し有効面を突く又は斬ることを競い合う活動を、安全にかつ楽しむことが出来る様に基礎技能から実戦に必要な技術までを習得します。安全に身体活動を行うに十分な体調や環境の整備、用具の取り扱い方、ルールの遵守、ゲーム進行に必要な競技特性の理解と公平・公正な審判技能を身につけることを通して、仲間と協力し課題を解決する能力を養います。
到達目標
剣という武器を用いて、相手と自分の名誉と命を守りながら勝敗を競うフェンシング競技を体験し、格闘技の楽しさ、難しさを味わう。
受講者同士協力し、安全に安心して活動を行う為に一人一人の主体的な取り組み姿勢を養う。
授業ごとに習う基本的なフェンシング用語を理解し覚えること。
相手と自分の怪我につながらない剣の取り扱いを習得すること。
適切な間合いを取ることができるようなフットワークを習得すること。
身体活動を行うため授業に参加する際には体調管理に十分配慮すること。
授業計画と内容
屋外運動施設を使用する「健康・スポーツ」では、天候の影響を受けて(すなわち、悪天候時には)、体育館内を使用した計画外の実技授業、教室での講義に変更となる可能性があります。
また、複数回にわたり悪天候が続いた場合には、屋内教場で行う授業においても、計画変更となる可能性があります。このような場合、manaba等を通して詳細な計画変更を通知します。
第1回 ガイダンス
第2回 フェンシングの動き作り 構え 前進 後退
第3回 基本的なフットワーク マルシェ・ロンペ
第4回 攻撃動作 フォーント フェンシングに必要な防具の装着
第5回 基礎技能 カッティング 防御 構え 前後移動 対人で剣のやり取り
第6回 基礎技能 防御のライン三種 近い距離で模擬試合
第7回 基礎技能 攻撃のライン三種 ラインを限定して模擬試合
第8回 基礎技能 複合フットワーク 距離の変化から攻撃防御の攻防
第9回 応用技能 アタックサンプルから防御動作へ
第10回 応用技能 アタックコンポーゼから防御動作へ
第11回 個人戦のルール及び実践 試合の進め方
第12回 プール戦のルール及び実践
第13回 トーナメント戦のルール及び実践
第14回 団体戦のルール及び実践
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
特になし
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 授業で習う一連の動作を実技テストの課題とする 履修者はこの一連の動作を1人でも再現できる程度に習得する必要がある |
レポート | 20 | 授業の振り返りを記録するワークシートの記載 |
平常点 | 50 | 欠席 遅刻 見学 シューズウェア忘れは減点対象 |
成績評価の方法・基準(備考)
実技授業の為、授業への参加及び授業への積極的な参加態度を重視します。
評価基準は平常点50%、実技テストによる技能習得30%、理解度を把握する為のワークシート20%
評価対象は全授業数の75%以上の出席を条件とし、遅刻・早退は三回で一回の欠席とみなします。
室内シューズ・スポーツウェア未着用の場合は見学とし、平常点の減点対象となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
タブレット端末を用いて、構え、動作、模擬試合を撮影しその場で視聴。フォームの修正や審判技能の確認を行う
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1984年ロサンゼルスオリンピック 女子フルーレ団体戦8位入賞
1988年ソウルオリンピック 女子フルーレ 個人戦20位
公益社団法人 日本フェンシング協会 競技者育成委員 2000年〜2015年
中央大学 クレセントアカデミー フェンシング教室 講師 2014年〜現在まで
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
日本代表選手としての競技経験を有し、指導者としては小学生〜高齢者まで幅広い対象にフェンシング競技を普及してきた。ほとんどの受講生が初めて「フェンシング」を経験する本授業では、過不足のない力加減で剣を操作すること、適切な間合いは自分の足運びで作る必要があることなど、競技特性をよく理解できるような授業を展開していく
テキスト・参考文献等
参考文献 著者 戸田壮介 「フェンサー/コーチのためのフェンシング」 中央大学図書館蔵書
その他特記事項
実施場所
第一体育館 1階 フェンシング場
フェンシングの実技に必要な剣(サーブル)グローブ プロテクター マスクは大学にて用意しています。
受講者は運動に適したトレーニングウェア上下(半袖短パン不可) 体育館専用シューズを用意して下さい
心臓メディカルチェック 健康診断を受診していないと履修できません。
身長190㎝以上 体重100kg以上 胸囲100㎝以上 このいづれかに該当する場合、用具サイズに適合しない可能性があり一部実技内容に制限が生じる場合があります。
参考URL
特になし