シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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短期留学プログラムⅠ・Ⅱ(トゥールーズ=ジャンジョレス大学(フランス)) | 2024 | 前期+夏季集中 | 水5 | 学部間共通科目 | 金澤 忠信、小林 佐江子、中尾 沙季子、フェリエ ミカエル フランキー、渡邉 浩司 |
カナザワ タダノブ、コバヤシ サエコ、ナカオ サキコ、フェリエ ミカエル フランキー、ワタナベ コウジ |
1~4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
UW-GS1-X01Z
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
参加学生に対し、本学の協定校における学習の機会を与え、外国の文化・言語・自然・社会などに関する知識を習得させ、あわせて、外国の市民や学生との親交を通じて豊かな国際感覚を養わせることを主な目的とした授業を行います。なお、本プログラムの前期授業は遠隔(完全オンラインまたはハイフレックス)にて行います。
科目目的
短期留学プログラムは、(1)事前授業によって基礎語学力を身につけること、(2)訪問先国の文化・社会に対する知識を身につけること、(3)渡航、現地での生活を通して実践的な知識を身につけることを、目的として実施するプログラムです。
到達目標
事前授業では、トゥールーズの街と自然と文化の基本的な情報・知識を習得し、渡航先で支障なく日常会話が出来ることを目的とします。
授業計画と内容
夏季休暇中にフランスにあるトゥールーズ=ジャンジョレス大学付属の語学学校で4週間(予定)の研修に参加します。前期期間中は週に1回、フランスでの研修参加に向けた準備授業を受講します。
事前授業では、フランスのトゥールーズ=ジャンジョレス大学で実施される夏期短期語学研修の参加者の皆さんを対象に、フランスの文化と社会、そして広く地中海地域の文化・社会について、都市、建築、歴史、法律、経済、美術、文学、映画といった様々な領域での概説を行い、こうした多面的なアプローチを体系化しながら、全体的なフランス像を形成していきます。
さらに、南フランスのトゥールーズを中心に、日常生活の具体的な知識を得ることによって、トゥールーズ=ジャンジョレス大学での夏期研修に参加するための実際的な準備に役立つようにします。
一方的な情報伝達ではなく、テーマに応じてグループ学習、ディスカッションなど、双方向の動きのあるクラス運営にしていきます。研修中に不可欠な会話表現の習得に主眼を置きます。また、講義では、フランス語で書かれた文献や資料などを取り上げることがあります。フランス語の文献・資料の取扱いについては、フランス語初修者に十分配慮しますが、履修者は、独学を含め、フランス語を学習していることが望まれます。
【事前授業】
1.オリエンテーション①(国際センター)
2.Leçon 1 レストランにて
3.Leçon 2 交通機関と旅行
4.Leçon 3 身体と健康
5.Leçon 4 バカンス
6.Leçon 5 郵便局にて
7.Leçon 6 生活と環境
8. Leçon 8 日常生活(2)
9.Leçon 7 日常生活(1)
10.Leçon 9 将来の夢
11.Leçon 10 様々な感情
12.事前授業12回目(渡航先に関するテーマとなる予定です)
13.オリエンテーション③(国際センター)
14.海外渡航危機管理ガイダンス/様々なリスク事例の紹介等、専門家によるレクチャーと加入が義務付けられている「留学生サポートプログラム」の説明を行う。
なお、8. Leçon 8 日常生活(2)と9.Leçon 7 日常生活(1)については、テキストの順番と異なるので、注意してください。
【現地研修】
60 hours of classes
24 hours of workshops
The Culture Pack: 1 guided tour of Toulouse, 2 excursions in the Occitanie region with restaurants, 1 boat cruise, 1 tasting of cheeses and traditional products of the Occitanie region, 1 outing to the AEROSCOPIA Museum (aerospace museum), 1 dinner in the restaurant then outings and animations according to the cultural program of the city of the moment (exhibition, museums etc...)
現地研修の内容は変更になる場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
現地での授業参加に向けて、予習・復習をしっかりとすること。現地でのフィールドワークや課外活動に参加する機会がある場合は、現地の文化・風習の学修に努めること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 事前研修 |
その他 | 50 | 現地研修 |
成績評価の方法・基準(備考)
教室での授業への参加度、レポ一トに加えて、トゥールーズ=ジャンジョレス大学が発行する成績証明書に基づき、総合的に評価します。授業中、個別の小テストがある場合には、その評価も事前授業の点数に含める。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【2023年度新刊】ワークブック付 場面で学ぶフランス語2[三訂版]
[参考書]
中井珠子『フランス語はじめの一歩』ちくま新書
三浦 信孝他『現代フランス社会を知るための62章』 明石書店
阿南婦美代『ホームステイのフランス語』 (白水社-CD付きなので自習にも便利)
フランスやトゥールーズのガイドブックも当然必要となりますが、書店で探したりインターネットなどを利用して好みのものを見つけてください。
その他特記事項
1年次生については、フランス語既習者に限ります。 履修者は、学内外とレベルを問わず、前期からネイティブによる「フランス語会話」の授業に出席するように努めてください。[(例)法学部「フランス語会話初級」「フランス語会話中級」、商学部「フランス語初級会話」、「フランス語中級会話」等]