シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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戦略経営論 | 2024 | 春学期 | - | 国際経営学部 | 野間口 隆郎 | ノマクチ タカオ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OM1-GC03
履修条件・関連科目等
本講義を受講するためには、1年次に、経営学入門を受講し、合格している必要がある。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、理論と具体的な企業事例との対比を通して、戦略経営の概念を網羅的に理解しビジネス社会で実践するための知識を習得する。世界標準の米国経営学界のテキストをもとにグローバル競争環境下の経営の動態を最新の研究成果を紹介し、グローバル企業のケース・スタディーにより実践的な知識を身に着ける。
なお、講義は英語で行い、戦略経営に関わる言葉や概念、理論の体系などを議論した後に、日本語でも説明をすることにする。
本授業はディスカッションなどのアクティブラーニングを活用した双方向型授業の要素を含む。
科目目的
コースの目標は、グローバル企業とその戦略をケース・スタディーから具体的に理解して、企業経営における戦略的な視点を身につけることである。
到達目標
経営戦略の基本的な課題を理解し、現代組織にこれらの課題はどのように取り上げられているかを説明できるようになる
授業計画と内容
1 講義のオリエンテーション
担当:野間口
【パート1】
2 戦略的経営と戦略的競争力(テキストのパート1、1章)
担当:野間口
3 外部環境:機会、脅威、業界内の競争、競合企業分析(テキストのパート1、2章)
担当:野間口
4 内部組織:経営資源、ケイパビリティ―(組織能力)、コア・コンピタンス、および競争優位(テキストのパート1、3章)
担当:野間口
5 戦略経営ケース・スタディー#1、および、パート1の総括
担当:野間口
【パート2】
6 事業戦略(テキストのパート2、4章)
担当:野間口
7 敵対的競合関係と競争のダイナミクス(テキストのパート2、5章)
担当:野間口
8 (11/17)企業戦略(テキストのパート2、6章)
担当:野間口
9 戦略経営ケース・スタディー#2、および、パート2の総括
担当:野間口
【パート3】
10 コーポレート・ガバナンス(テキストのパート3、10章)
担当:野間口
11 組織構造とコントロール(テキストのパート3、11章)
担当:野間口
12 戦略的リーダーシップ(テキストのパート3、12章)
担当:野間口
13 戦略経営ケース・スタディー#3、および、パート3の総括
担当:野間口
14 全体総括
担当:野間口
講義の進展、学生の関心によって、順番や内容の変更がありうることに留意する。
ディスカッションなどのアクティブラーニングを促進する手法を用いる。
なお、野間口が担当する回は、外資系企業(AFLAC、SAP)における経営企画およびビジネスコンサルティング業務および、グローバルコンサルティングファーム(DTC、E&Y)における戦略経営、IT戦略に関するコンサルティング業務において20年以上の実務経験を有する。その実務経験に基づき企業の実際に即した講義を行う。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義の前に、講義される予定の話題に関わる、教科書の章、またはその一部を読んでくることが求められる。講義ごとに予習には、約2時間かかると思われる。また、学生は、あらゆる講義の後、講義で学んだことを復習することが必要である。講義ごとの復習には、約2時間かかると思われる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 試験の得点が60%以上を単位取得の目安とする |
レポート | 20 | レポートの得点が60%以上を単位取得の目安とする |
平常点 | 10 | 講義やManabaでの貢献度合いにより単位取得の目安とする |
成績評価の方法・基準(備考)
講義への参加は必須です。試験(70%)、レポート(20%)、講義への貢献(10%)。それぞれの担当教員からレポートの作成と提出が求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
野間口が担当する回は、外資系企業(AFLAC、SAP)における経営企画およびビジネスコンサルティング業務および、グローバルコンサルティングファーム(DTC、E&Y)における戦略経営、IT戦略に関するコンサルティング業務において20年以上の実務経験を有する。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
野間口が担当する回は、外資系企業(AFLAC、SAP)における経営企画およびビジネスコンサルティング業務および、グローバルコンサルティングファーム(DTC、E&Y)における戦略経営、IT戦略に関するコンサルティング業務において20年以上の実務経験を有する。その実務経験に基づき企業の実際に即した講義を行う。
テキスト・参考文献等
テキスト Strategic Management: Concepts and Cases: Competitiveness and Globalization 13th edition, Cengage Learning, Michael A. Hitt, R. Duane Ireland, Robert E. Hoskisson,2019.
参考文献 改訂新版 戦略経営論, 同友館, マイケル・A・ヒット (著), R・デュエーン・アイルランド (著), ロバート・E・ホスキソン (著), 久原正治 (監修), 横山寛美 (監修), センゲージラーニング,2016.
その他特記事項
学生は、講義では、教員や他の学生の前で、自身の考え、洞察、ものの見方を表現することが求められます。
参考URL
講義で学んだ知識を実際の企業に適用するために、ジャパンタイムズ、Nikkei Asian Review(ニッケイ・アジア・レビュー)などの英語で書かれた新聞を読むことを勧めます。
ジャパンタイムズ
The Japan Times
https://www.japantimes.co.jp/
Nikkei Asian Review
https://asia.nikkei.com/