シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義C(中国語中上級A) | 2024 | 春学期 | - | 国際経営学部 | 田 園、李 洵 | デン エン、リ ジュン | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-IF9-ZLC1
履修条件・関連科目等
母国語が中国語ではない学生のみ履修できる。
週2日の授業で交互に教員が入れ替わり授業を進める。
水曜日と木曜日の授業がセット履修となっている(合わせて1科目2単位)。
授業で使用する言語
日本語/中国語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
(李 洵)
中国語検定2級の合格を目指そう!
本科目は中国語検定2級問題の学習を通じて中上級中国語の実力を養い、グローバル人材に必要な語学の素養および中国語の運用力を高めることを目的とする。
授業では中検2級のリスニングと長文読解を中心に「聴く力」「読む力」のトレーニングを行う。「リスニング」の課では語彙と表現を習得し、練習問題でトレーニングをした後、初見問題にチャレンジする。「長文読解」の課では既習文法を踏まえ新しい用法を学んで文章を読み解く。さらに作文、語順、慣用語の練習を通して、筆記問題を解く総合力を高めていく。
聴解、読解の学習により、語彙・表現を増やし、基本構文・複文の使い方、助動詞・前置詞・補語の働きについて理解を深める。教科書の中国語から実践中国語への転換を図り、中検2級試験の合格を目指す。
(田 園)
変貌し続ける中国を知っておこう!
中国社会は、経済の発展とインターネットの普及を背景に、人々の価値観、生活習慣も急激に変わっていく。この科目を通して、グローバル人材としての中国語の語学力を養成したうえで、日中のコミュニケーションを円滑させるため、現代の中国社会事情を知っておく。
春学期は、全部で6つのトピックを取り上げる。授業中では、その内容を中国語で述べることと、内容に対する自分の意見を述べることの2段階で進める。それから、長文に挑戦し、複文の中に使われている関連言葉をマスターする。トータルで流暢且つ正確な中国語で自己表現ができるよう、高度な中国語会話力及び文章の読解力を身に付けることを目標とする。
科目目的
(李 洵)
本科目は中国語検定2級問題の学習を通じて中上級中国語の実力を養い、グローバル人材に必要な語学の素養および中国語の運用力を高めることを目的とする。
(田 園)
本科目はグローバル人材としての中国語の語学力を養成したうえで、日中のコミュニケーションを円滑させるため、現代の中国社会事情を知っておくことを目的とする。
到達目標
(李 洵)
①中検2級のリスニング(問答)問題が聞き取れるようになる。
②中検2級の筆記問題(語順・長文読解・作文)を解く力を養う。
③中検2級に合格するための学習力を高めることができる。
(田 園)
①流暢且つ正確な中国語で自己表現ができるようになる。
②長文の読解力を高めることができる。
③中国の現代事情を知ることができる。
授業計画と内容
(李 洵)
第1回 ウォーミングアップ(過去問)
第2回 第1課 リスニング1:飲食(語彙、表現)
第3回 第1課 練習とチャレンジ
第4回 第2課 読解1:米饭里的鸡蛋和牛肉(処置文・受身文)
第5回 第2課 作文練習;語順問題・慣用語問題
第6回 第3課 リスニング2:買い物(語彙、表現)
第7回 第3課 練習とチャレンジ
第8回 第4課 読解2:挑肥拣瘦(使役文・兼語文)
第9回 第4課 作文練習;語順問題・慣用語問題
第10回 第5課 リスニング3:勉強・仕事(語彙、表現)
第11回 第5課 練習とチャレンジ
第12回 第6課 読解3:挑战书海(類似・比較の表現)
第13回 第6課 作文練習;語順問題・慣用語問題
第14回 総括・まとめ
(田 園)
第1回 ウォーミングアップ(春休みについて)
第2回 第1課 与时俱进(「既…又…」、「不再…」の使い方)
第3回 第1課 文作り、会話練習(中国の呼称の変化について)
第4回 第2課 不求天长地久,只要曾经拥有(「虽然…但是…」、「对…来说」の使い方)
第5回 第2課 文作り、会話練習(中国大学生の恋愛事情について)
第6回 第3課 从白菜萝卜到山珍海味(「随着…」、「难以…」の使い方)
第7回 第3課 文作り、会話練習(中国の食事事情について)
第8回 第4課 齐天大“剩”(「只要…就…」、「越来越…」の使い方)
第9回 第4課 文作り、会話練習(中国の女性について)
第10回 第5課 弟弟妹妹要来了(「尽管…还是…」、「使得…」の使い方)
第11回 第5課 文作り、会話練習(一人っ子政策の廃止について)
第12回 第6課 豪宅与蜗居(「连…也…」、「只能…」の使い方)
第13回 第6課 文作り、会話練習(中国の住宅事情について)
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(李 洵)
授業前には、学習課の単語を覚えておく(0.5時間)。
授業後には、学習した内容の練習問題を解く(0.5時間)。
(田 園)
授業前にはCDを聞き、単語、文法、本文の予習をしておく(0.5時間)。
授業後にはCDを繰り返して聞き、本文の読む練習をし、練習問題を解く(0.5時間)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結する外国語。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結する外国語。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | (李)第1課〜第6課 (田)第1課〜第6課 |
平常点 | 30 | (李)課題の提出、小テスト (田)課題の提出、発音と会話のチェック |
その他 | 10 | (李)出席と学習態度 (田)出席と学習態度 |
成績評価の方法・基準(備考)
上記のように、期末試験60%、平常点30%、その他10%、による総合評価を行う。
ただし、出席率が70%に満たない者、課題を提出しない者は不合格とする。
遅刻3回は欠席1回とみなす。
両講師の評価を合算して成績を判定する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(李 洵)
プリント配布。
(田 園)
山下輝彦、路元『知っている?今の中国――衣食住遊』朝日出版社、2018年。
ISBN:978-4-255-45304-0 C1087