シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊研究1(民事訴訟法) | 2024 | 前期 | 火1 | 法学研究科博士課程後期課程 | 二羽 和彦 | ニワ カズヒコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL6-104L
履修条件・関連科目等
アメリカ合衆国における裁判制度と民事訴訟手続について一定程度の知識を有していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では,以下に指定した民事訴訟手続に関するリーディング・ケース(本年度は,主として Jurisdiction に関する判例を取り上げます)の事実関係および判旨を精読することを通じて,アメリカ合衆国における民事訴訟の実情を学びます。
科目目的
外国法に関する知識の獲得,外国語文献の読解能力の涵養,比較法的研究方法の修得を目的としています。
到達目標
博士論文の作成に役立つ程度の,外国法に関する知識,外国語文献の読解能力,比較法的研究方法が修得できるようになること。
授業計画と内容
この科目では,以下に指定した判例(搭載されている判例集等については第1回の授業で紹介します)について,ガイダンス時に,履修者のうちから報告者を決定し,この報告者による報告をもとに履修者全員で議論することを予定しています。
報告者は,授業前に,指定された判例を日本語に翻訳し,報告用のレジュメを作成し,翻訳およびレジュメのコピーを履修者の人数分準備したうえで,当該授業の冒頭でこれらを配付し,報告を行ってください(これが報告者の「課題の報告」です)。報告者でない履修者も,当然,毎回授業前に指定された判例を日本語に翻訳したうえで,授業に臨んでください。また,履修者は,授業前に,指定された判例に関連する条文等を調べたうえで,授業に臨むことが求められます。また,報告者は,授業における議論を参酌したうえで,事前に準備した翻訳に修正を加え,参加者分のコピーを準備したうえで,次回授業の冒頭で配付してください(これが報告者の「課題の提出」です)。
第1回 ガイダンス
第2回 Pennoyer v. Neff
第3回 Hess v. Pawloski
第4回 International Shoe Co. v. State of Washington
第5回 McGee v. International Life Insurance Company
第6回 Hanson v. Denckla
第7回 Gray v. American Radiater & Standard Sanitary Corporation
第8回 Kulko v. Superior Court of California
第9回 Shaffer v. Heitner
第10回 World-Wide Volkswagen Corporation v. Woodson
第11回 Helicopteros Nacionales de Colombia, S.A. v. Hall
第12回 Keeton v. Hustler Magazine
第13回 Calder v. Jones
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
① 報告者は,授業前に,指定された判例を日本語に翻訳し,報告用のレジュメを作成したうえで,参加者分のコピー(翻訳+レジュメ)を準備してください。報告者でない履修者も,毎回授業前に,指定された判例を日本語に翻訳したうえで,授業に臨んでください。
② 履修者は,授業前に,指定された判例に関連する条文等を調べたうえで,授業に臨むことが求められます。
③ 報告者は,授業における議論を参酌したうえで,事前に準備した翻訳に修正を加え,参加者分のコピーを準備したうえで,次回授業の冒頭で配付してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | 課題の報告(40%)+課題の提出(30%) |
平常点 | 30 | 議論への積極的な参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PCを通じての議論を行うことがある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Mullenix, Linda S., (3rd ed., 2016), West, US
その他特記事項
特になし
参考URL
特になし