シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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計算流体力学 | 2025 | 後期 | 木1 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 樫山 和男 | カシヤマ カズオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-CV5-3C28
履修条件・関連科目等
「偏微分方程式と数値解析」を履修済みであることを前提に講義する。
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
計算流体力学(Computational Fluid Dynamics)における各種離散化解析手法について講義する.なお,講義に関連した演習を随時行う予定である.
科目目的
計算流体力学は、偏微分方程式の離散化解析手法を用いて、力学現象を理解・解明するための学問である。本講義では、離散化解析手法として差分法、有限体積法、有限要素法を取り上げその基礎理論を学ぶ。
到達目標
計算流体力学(Computational Fluid Dynamics)における各種離散化解析手法の基礎について理解する。
授業計画と内容
第1回 流れの支配方程式とその特徴・離散化解析手法
第2回 有限差分法(1):差分近似(空間・時間の離散化)
第3回 有限差分法(2):安定化手法
第4回 有限差分法(3):一般化座標
第5回 有限体積法(1):定常問題
第6回 有限体積法(2):非定常問題
第7回 有限要素法(1):移流拡散方程式
第8回 有限要素法(2):Navier-Stoke方程式
第9回 有限要素法(3):安定化有限要素法
第10回 有限要素法(4):直接法と分離型解法
第11回 有限要素法(5):要素の近似特性
第12回 乱流モデル、自由表面流れ
第13回 連成問題、並列計算法、
第14回 可視化手法、到達度評価とまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にmanabaに掲載する講義資料に必ず目を通して出席すること。復習は特に力を入れ、次回までに曖昧な事項や疑問点を持ち越さないようにする。課題でレポートの提出がある場合は、必ず期日までに作成し、提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 離散化解析手法の基礎理論について理解度を評価する。 |
レポート | 50 | レポートの提出率、正答率、努力度合を評価基準とする。具体的な基準については、各授業で説明する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
到達度評価(授業内の一部で行う)50%,レポート50%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
講義形式による解説と演習を併用して授業を実施する。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
コンピュータプログラムを用いたシミュレーションを行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考書:土木学会編「いまさら聞けない計算力学の常識」丸善(3,200円+税)
参考書:竹内則雄,樫山和男,寺田賢二郎著「計算力学」森北出版(3,400円+税)
その他特記事項
参考URL
http://www.civil.chuo-u.ac.jp/lab/keisan/index.html kaz@civil.chuo-u.ac.jp