シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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社会福祉論 | 2024 | 後期 | 水3 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 中澤 秀一 | ナカザワ シュウイチ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-SL5-105L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
貧困や生活不安などの社会問題について学ぶ。これらの社会問題の背景・要因を経済・政治・法律など多面的にアプローチする視点と方法についても学ぶ。
科目目的
私たちにとって身近ではあるが可視化されにくい生活問題(貧困や生活不安)について理解する。
到達目標
①貧困や生活不安の実態について説明することができる。
②貧困に理解するとともに、その対応策について説明することができる。
授業計画と内容
社会福祉論
1. ガイダンス
生活問題に関する理解を深めて、社会福祉領域の理解に不可欠の学問であることを確認する
2. 生活問題とは(1)
貧困・生活不安とはどのような社会問題であるのかを歴史的に理解し、同時に時代ごとの生活保障策についても学ぶ
3. 生活問題とは(2)
現代の生活問題の特徴について理解し、社会福祉の役割について学ぶ
4. 生活保護とは(1)
貧困への対応策として最も代表的な制度である生活保護について、その原理や原則について学ぶ
5. 生活保護とは(2)
生活保護の実際の運用や実施機関について学ぶ
6. 生活保護とは(3)
近年の生活保護の動向や課題について学ぶ
7. 生活保護をめぐる裁判
生活保護をめぐる訴訟について取り上げ、生活保護の重要性について学ぶ
8. ホームレス問題(1)
現象としては見えにくくなっているホームレス問題について学ぶ
9. ホームレス問題(2)
ホームレスの自立支援策について実践事例を交えて学ぶ
10.最低生活保障(1)
ナショナルミニマムの確立のために必要な条件を学ぶ
11.最低生活保障(2)
ナショナルミニマムの基盤となる最低賃金制度について学ぶ
12.最低生活保障(3)
賃金と社会保障制度の関係について諸外国の事例も交えながら学ぶ
13.フィールドワーク(1)
貧困の現場に赴き、その実態や背景にあるものを肌感覚で学ぶ
14.フィールドワーク(2)
貧困の現場で活動する団体・個人から支援の実態を学ぶ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 20 | 総括として授業全体を通して学んだことを取りまとめる |
レポート | 30 | 授業の区切りごとに2~3回のレポートを課す |
平常点 | 50 | 授業への参加(授業後の課題提出を含む)・貢献度(輪番で報告)・受講態度等の総合的評価 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
レポート等はmanabaを通して提出してもらうので、manabaに接続できる環境を整えておいてください。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは用いない。
レジュメ・資料はPDFのファイルでmanabaを通じて配信する。
参考文献については適宜授業内で紹介する。
その他特記事項
原則、対面で授業を実施するが、一部Zoomを使った遠隔授業を行う。