シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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東南アジア経済論Ⅱ | 2024 | 後期 | 月2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 唐 成 | トウ セイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-NE5-102L
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
高い成長率を実現した東アジアの諸国、特に中国を焦点に、開発経済学のさまざまなモデルや仮説を準拠枠として、その経済発展の軌跡とその特徴を観察し、整理、分析していきます。
科目目的
開発経済学の基本的理論を学びとともに、開発経済学の視点から中国の経済発展をどう捉えるかを習得することが科目目的です。
到達目標
開発経済学の基本的理論を用いて,中国の経済発展への理解を深めることが到達目標です。
授業計画と内容
1. 開発経済学的枠組みと視座
2. 初期条件と歴史的文化的特性
3. 成長モデルと構造変化Ⅰ
4. 成長モデルと構造変化Ⅱ
5. ルイス・モデルと東アジアの経験
6. 中国の転換点論争
7. 開発戦略と中国
8. 外国直接投資の役割と決定要因
9. 雁行形態論・キャッチアップ型工業化論
10. 人口転換と人口ボーナス
11. 分配と貧困
12. 人的資本と教育
13. 環境クズネッツ曲線と中国の環境問題
14. 開発独裁モデル: 中国における政府と市場の関係
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 問題意識,課題設定,分析手法,記述に関する形式要件など |
平常点 | 80 | 出席および報告など |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
中兼和津次『開発経済学と現代中国』名古屋大学出版会(2012)をベースに、その他の文献も加えます。詳しくは第1回目の講義で説明します。