シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ(マーケティング論) | 2024 | 通年 | 月3 | 商学研究科博士課程前期課程 | 三浦 俊彦 | ミウラ トシヒコ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CG-OM5-702L
履修条件・関連科目等
マーケティングおよび消費者行動論の基礎的知識を持っていることが必要です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
消費者行動分析とそれに基づくマーケティング戦略について、演習形式(発表およびディスカッション)で進めます。
科目目的
本講の目的は、マーケティング研究者にとって必要不可欠な消費者行動およびマーケティング戦略の基礎知識を身につけるとともに、それに基づいて独自の理論構築・戦略提案を行えるように方法論を学ぶことにあります。
到達目標
本講の到達目標は、マーケティング研究者にとって必要不可欠な理論を学び、実際の企業のマーケティング戦略について評価および提案を行える力を身に着けることです。
授業計画と内容
消費者行動研究を含むマーケティングに関する基礎的文献を多数読み、それに基づきディスカッションを行います。また、適宜関連分野(心理学、社会学、社会心理学、文化人類学、経済学、経営学)の文献も渉猟します。
1.マーケティングとは何か
2.マーケティングの歴史的展開
3.消費者行動研究①(ニーズの把握:マズロー、モチベーション・リサーチ)
4.消費者行動研究②(反応過程の解明:SR、SOR、消費者情報処理)
5.消費者行動研究③(消費者のインタラクション)
6.消費者行動研究④(ポストモダン消費者行動研究)
7.製品戦略①(ブランド戦略)
8.製品戦略②(イノベーション戦略)
9.価格戦略①(価格の設定)
10.価格戦略②(価格の維持)
11.コミュニケーション戦略①(コミュニケーション・モデルと記号論)
12.コミュニケーション戦略②(広告とパブリシティ)
13.ケース:日本企業①(メーカー)
14.前期まとめ
15.修士1年発表「修論の構想」
16.流通チャネル戦略①(日本の流通構造)
17.流通チャネル戦略②(チャネルの構築)
18.流通チャネル戦略③(チャネルの維持)
19.戦略的マーケティング①(ドメインとPPM)
20.戦略的マーケティング②(競争構造と競争戦略)
21.戦略的マーケティング③(競争地位別戦略と先発優位)
22.修士1年発表「関心のある英語論文報告」
23.サービス・マーケティング
24.グローバル・マーケティング
25.ソーシャル・マーケティング
26.デジタル・マーケティング
27.ケース:日本企業②(サービス業・小売業)
28.全体まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
研究で感じた疑問について、マーケティング関連文献だけでなく、社会学・社会心理学・心理学・経営学・文化人類学・経済学など、関連諸科学の内外のトップ・ジャーナルに当たること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 内容の論理性・創造性。 |
平常点 | 50 | 毎回のディスカッションにおける論理性・創造性。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
レジュメ等を配布予定。必要に応じて参考文献等を指示します。
その他特記事項
特になし。