シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際経営論 | 2024 | 春学期 | - | 国際経営学部 | 咲川 孝 | サキカワ タカシ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
GM-OM2-GC06
履修条件・関連科目等
本講義は必修である。すべての2年次の学生は、本講義に聴講し、合格を必要がある。既に、経営入門科目を受けた学生が対象になります。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義を受講する学生は、一年次の経営学入門の講義にて、企業経営とは何か、管理者の役割、企業経営に関わるその他の問題を学んだ。これらの学生は、引き続き、本講義にて、国際・企業経営、つまり国際舞台における、企業組織の管理という行為を学ぶことになる。講義の前半は、国際・企業組織、その管理を覆う企業環境の諸問題を扱うことになる。これらの問題には、国際化(globalization)とは何か、国際的に見た企業の社会的責任と持続性、国際的にみて企業の利害関係者、異文化経営、異文化コミュニケーション、などを含んでいる。講義の後半は、国際戦略の策定と実行、世界規模の企業の組織化に関する諸問題を扱う。講義される、その他のこれらの問題には、国境を越えた国際的な企業連携、海外駐在管理者の役割、国の間の人々の動機の違いやリーダーシップスタイルの違いなどを含んでいる。
講義では、日本や世界の多国籍企業を紹介する。講義は、英語と日本語とで行い、参加者の講義の理解を高めることにする。
科目目的
学生は、講義の目標として、国際経営の基礎的な概念や理論を学び、グローバル・マインドセット(世界的な視野や態度)を発展させることである。
到達目標
学生は、講義の目標として、個別の国際経営分野、例えば、国際化、異文化経営、グローバル・マルチドメスティック戦略などの概念や理論を学ぶことである。学生は、講義で得た知識を発展させ、ゼミのなかで研究論文や卒業論文を作成することが期待されている。
授業計画と内容
1.イントロダクション:講義の概要
2.多国籍企業とカントリーリスク
3.国際化の原動力
4.脱国際化
5.多国籍企業の政治的環境
6.多国籍企業の法的環境
7.多国籍企業と利害関係者
8.多国籍企業の倫理と社会的責任
9. 多国籍企業と持続性
10.多国籍企業と国の文化
11. 国の文化の次元
12.国の文化プロフィールの作成
13.コミュニケーションにおけるコンテクストの役割
14.異なる国のコミュニケーション・スタイル
15.異なる国の交渉スタイル
16.国際、戦略経営の過程(海外からのゲストスピーカーのお話)
17.多国籍企業のSWOT分析
18.多国籍企業の経営戦略(グローバル、ローカル、トランスナショナル)
19.多国籍企業の海外、参入戦略
20.異なる国の間での提携
21.多国籍企業の組織構造の進化
22.多国籍企業の異なる組織構造の形態
23.多国籍企業の組織構造と戦略の調和
24.多国籍企業のコントロール
25.国際管理者としての海外駐在派遣者の役割
26.異なる国の動機付け、報酬
27.異なる国のリーダーシップスタイル
28.試験
講義の進展、学生の関心によって、順番や内容の変更がありうることに留意してください
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義の前に、講義される予定の話題に関わる、教科書の章、新聞の記事などを読んでくることが求められる。講義ごとに予習には、約、2時間かかると思われる。また、学生は、あらゆる講義の後、講義で学んだことを復習することが必要である。講義ごとの復習には、約2時間かかると思われる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 講義の全体が課題として課される。 |
レポート | 30 | 中間レポート。国際化、多国籍企業の政治、経済、文化環境などが課題となる。しかし、講義の進展によって課題が決定されます。 |
平常点 | 10 | レビュー問題に答えること、出席などが必要である。 |
成績評価の方法・基準(備考)
講義への参加は必須です。試験(60%)、レポート(30%)、クラスへの貢献(10%)。
講義のなかで、レポートに対するコメントをします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じて、webexを利用するかもしれません。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考書:
Deresky, H. (2017). International management: Managing across borders and cultures (9th ed.). Essex, England: Pearson.
その他特記事項
学生は、グループワークでは、他の生徒と考えを共有する必要がある。
参考URL
講義で学んだ知識を実際の企業に当てはめるために、ジャパンタイムズ、Nikkei Asian Review(ニッケイ・アジア・レビュー)などの英語で書かれた新聞を読むことを勧めます。
ジャパンタイムズ
The Japan Times
https://www.japantimes.co.jp/
Nikkei Asian Review
https://asia.nikkei.com/