シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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計量経済学入門 | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 楊 川 | ヨウ セン | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OI3-GE09
履修条件・関連科目等
「計量経済学入門」は「経済学入門」、「ミクロ経済学」、「経営統計入門」これら3科目の知識を前提とするので、3科目をすでに履修されていることとする(むろん数学の素養も必須)。さらに、B評価以上が望ましい。「入門」がついているが、幅広い関連科目の基礎知識が必要となる科目である。そのための履修可能な条件は以下のとおりである。
まず、はじめに履修希望者全員への基礎知識理解度テストを実施する。初回の講義で基礎知識理解度テストを受験し、初回受験不可能な学生はその次の回に受験することとする。
(1)前述の3教科全てB評価以上の学生の履修の可否:テスト成績に関係なく履修可能。
(2)3教科すべてB以下の学生の履修の可否:基礎知識理解度テストに合格すれば履修が可能。
また、分析道具としてRやエクセルが必要となる。オンライン授業を実施する場合、パソコン操作への指導には限界があると考えられる。そのため、Rやエクセルの操作に不安がある場合は、いままで習った知識を復習した上で授業に臨んでいただきたい。
授業で使用する言語
英語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
テキストは英語のテキストを使用。パワーポイン資料はほぼ英語で、説明は英語と日本語を使用する。
授業の概要
本講義では、経済の実証分析において必須となる計量経済分析方法を基礎から解説する。計量経済学と同時に、R、エクセル等の計算ソフトの習得も必要となる。計量経済学は理屈も重要であるが、練習問題やPC等での実習を通じて理論の応用の仕方を学ぶことも大事である。練習問題や実習を通じて基礎が身に着くだけではなく、他人の研究を理解する能力もつけることができる。さらにRなどの操作を通し自らの分析能力も高めていくことを目的とする。
科目目的
本講義では計量経済分析の各手法を勉強し、R等を用いて経済分野のデータ分析手法を習得する。例題などを利用し、実際に計算をすることを通じて分析を実行するための技能も身に付けることを目指す。
到達目標
本講義では計量経済分析の各手法を勉強し、R等を用いて経済分野のデータ分析手法を習得する。例題などを利用し、実際に計算をすることを通じて分析を実行するための技能も身に付けることを目指す。
授業計画と内容
第01回 ガイダンス、計量経済学とは、理解度確認テスト等
第02回 実証分析とは?MindTap使用方法の解説
第03回 RとR studioの復習
第04回 実証分析の進め方
第05回 様々なデータ、PC演習
第06回 単回帰モデル:単回帰分析の考え方とPC演習
第07回 最小二乗推定量
第08回 最小二乗推定量の統計的性質
第09回 PC演習
第10回 ゲストスピーカーによる講演:張存炳教授(台湾実践大学), "Does ESG Performance Move Together with Corporate Green Innovation in China?"
第11回 重回帰分析:考え方、最小二乗法
第12回 重回帰分析:最小二乗推定量の統計的性質
第13回 PC実習
第14回 総括
本授業計画は必要に応じて途中で微調整する可能性があるのでご了承ください。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本を読み返す、実習やレポート作成等
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 期末レポート |
レポート | 40 | 課題とPC演習 |
平常点 | 30 | 授業への参加度やMindTapの課題等 |
成績評価の方法・基準(備考)
平常点(MindTapを含む)30%、レポート課題(PC演習を含む)40%、期末レポート30%で評価する。
毎回出席をとります。3分の2以上の出席が必須です。
再試験は行いません。医師の診断書のある病気以外は欠席や追試験の理由にはなりません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
Manaba、MindTap
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
演習
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
初回の授業で基礎知識理解度を測るテストをする可能性があるため、受講資格(履修条件)の確認がとれるまではテキストを購入しないでください。
この授業では、「MindTap」というオンライン教材を使用しますので、履修する学生は必ず中央大学生協でテキストを購入してください。
購入はテキスト+MindTap(Print book + MindTap) もしくは、MindTapのみ(MindTap only)を選択することができます。通販サイトや中古本を自分で購入すると、この「MindTap」の登録の際に必要なアクセスコードが付属されていないため、注意してください。
Required Textbook:
Author: Jeffrey M. Wooldridge
Title: Introductory Econometrics: A Modern Approach 7e
Publisher: Cengage
その他特記事項
*ゲストスピーカーの都合により講義のスケジュールを変更する場合もある。