シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ダイバーシティマネジメント論 | 2024 | 春学期 | - | 国際経営学部 | 堀 眞由美 | ホリ マユミ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OM3-CE16
履修条件・関連科目等
経営・経済関連科目を履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
日本語で補足をする。
授業の概要
グローバル社会が加速しています。ダイバーシティマネジメントを経営戦略の一つとして捉え、取組みを進める企業が増えています。ダイバーシティ(Diversity)とは、直訳すると「多様性」という意味です。多様な人々が共存、共生できる社会を創造するという理念を表す言葉です。性別や年齢、国籍など、また宗教や慣習、価値観、仕事の仕方、独自のスタイルや好み、関心など組織の中の多様性は多々存在します。働き方も多様化し、組織の中の多様化は、ますます複雑さを増しています。相手にしかない特別なものを理解しようという気持ちが求められます。ダイバーシティマネジメントは、これらの多様性を受容し活かすことで、加速するビジネス環境の変化に迅速に、柔軟に対応し、利益の拡大につなげる経営戦略のことです。本講義では、前半は、現代社会の変容とダイバーシティマネジメントの基本を学び、DVD鑑賞により多文化への理解を深めていきます。社会では、なぜダイバシティマネジメントが注目するようになったのか、背景となる社会の変容やダイバシティマネジメントの基本を英語と日本で解説していきます。後半は、企業のダイバーシティマネジメントの具体的な取り組みを各チームごとに調べてプレゼンテーションをします。
科目目的
現代社会の変容と課題を理解し、ダイバーシティマネジメントの基礎知識と取組みを習得することを目的としている。
到達目標
・ダイバーシティの概念、現代社会の変容、企業の取り組み、ケーススタディなどからグローバル社会におけるダイバーシティマネジメントの基礎知識及び取組みを理解できるようにする。
授業計画と内容
第1回 講義概要、評価方法、授業方法
第2回 ダイバーシティマネジメントとは
第3回 ダイバーシティ浸透のプロセス
第4回 ダイバーシティの背景(1)現代社会の変容
第5回 ダイバーシティの背景(2)日本の女性労働の現状と課題
第6回 異文化コミュニケーション:ローコンテクストとハイコンテクスト
第7回 多文化世界の理解:民族紛争(DVD鑑賞)
第8回 情報通信業界におけるダイバーシティの取り組み(ゲストスピーカー)(予定)
第9回 ダイバーシティマネジメント取組み企業の研究(1):情報収集(グループワーク)
第10回 ダイバーシティマネジメント取組み企業の研究(2):事例(グループワーク)
第11回 ダイバーシティマネジメント取り組み企業の研究(3):まとめ
第12回 プレゼンテーション(Group A)
第13回 プレゼンテーション(Group B)
第14回 まとめ・総括
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・グループワーク及びプレゼンテーションの準備のため、授業時間外も活用し取り組む必要がある。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | ・授業理解度 |
平常点 | 15 | ・出席状況(70%以上) ・授業への参画度/貢献度 ・受講態度 |
その他 | 15 | ・グループワークの取組み状況 ・プレゼンテーション |
成績評価の方法・基準(備考)
今後の感染等の社会情勢によりキャンパスで期末試験が実施できない場合には、レポートに変更する場合もある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・筆記試験は返却しない。筆記試験に関して質問がある場合、フィードバックが必要な場合には,筆記試験実施後1週間以内にmanaba個別指導から担当教員に連絡をすること。
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【ゲストスピーカー】
テーマ:「情報通信業界におけるダイバーシティの取り組み」(仮題)
NTTコム エンジニアリング株式会社/サービスネットワーク部 担当課長
・業務内容:日本と世界を繋ぐ国際海底ケーブルの24時間365日監視保守運用業務
国際海底ケーブルチームでは、国籍、年齢、性別、宗教等のバックグラウンドが異なるメンバーが、お互いを尊重し合い、24時間365日、日本と世界をつなぐネットワーク基盤を支え続けています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
[ゲストスピーカー]
情報通信業界のダイバーシティの取り組みを具体例により講義していただくことで
企業におけるダイバーシティマネジメントをより理解できるようにする。
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。
資料は随時講義中に配布またはManaba上にアップする。
その他特記事項
【評価方法】
今後の社会情勢によりキャンパスでの筆記試験が実施できない場合には、レポートに変更する場合もある。
【講義スケジュール】
DVD上映所要時間及び履修人数によるグループワークなどの理由で、スケジュールを若干変更する場合がある。
【グループワーク】
積極的にグループワークに参画できることが求められる。
【担当教員との連絡方法】
manaba「個別指導」から連絡をする。
【事務連絡】
manabaコースニュースで通知する。
【講義教材】
manaba上コースコンテンツで通知する。
【出席確認】
manaba responにより初回より出席確認をする。
毎回講義開始時にrespon情報を通知する。