シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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古典文学演習(2)B | 2025 | 後期 | 月3 | 文学部 | 中川 照将 | ナカガワ テルマサ | 2・3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JL2-A804
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
春学期に引き続き、『枕草子』巻を教材とします。作品成立時の生活や習慣などに関する基礎的な知識と、作品そのものを正確に読解する力、現在出版されている解説書や注釈書の適切な利用の仕方を身につけます。1人ずつ担当する範囲を決め、順次発表、全員で討議といった形で進めていきます。
科目目的
国文学基礎演習で身につけた古文の基本的な読解力と「くずし字」の解読力を活用しながら、対象とする作品ならびに関連資料の調べ方やその利用方法など、文学研究を行っていく上で必要不可欠な知識と技術を習得することを目的とします。また、考察結果をレジュメにまとめ、分かりやすく発表する、それをもとに他者と議論をするといった経験を通して、社会人として生きていくためのスキルを身につけることを目的とします。
到達目標
(1) 新編全集や新大系などの一般的な注釈書を適切に扱うことができる。
(2) 関連する書籍・論文等の情報を自分の力で収集することができる。
(3) さまざまなデータを整理し、その内容を的確に資料にまとめることができる。
(4) 調査した内容、自らの意見をわかりやすく発表することができる。
(5) 他の発表を聞き、それに対して自分の意見を述べることができる。
授業計画と内容
1 ガイダンス ― 授業の目的・内容・評価に関する説明
2 資料の作り方と発表の進め方のポイントについて
3 作品読解演習① ― 「今内裏の東をば」の段
4 作品読解演習② ― 「清涼殿の丑寅の角の」の段
5 作品読解演習③ ― 「小白河といふところは」の段
6 作品読解演習④ ― 「職の御曹司の西面の」段
7 作品読解演習⑤ ― 「職の御曹司におはしますころ」の段
8 作品読解演習⑥ ― 「里にまかでたるに」の段
9 作品読解演習⑦ ― 「内裏は、五節のころこそ」の段
10 作品読解演習⑧ ― 「上の御局の御簾の」の段
11 作品読解演習⑨ ― 「五月の御精進のほど」の段
12 作品読解演習⑩ ― 「職におはしますころ」の段
13 作品読解演習⑪ ― 「御方々・君達・殿上人など」の段
14 まとめ ― 各回の発表と討議の結果についての講評
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 20 | 討議への参加状況 |
その他 | 80 | 発表資料の美しさ・発表の明快さ |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
資料はmanabaにアップします。各自でダウンロードしてください。
参考文献に関しては適宜指示しますが、
『新訂 枕草子 上 現代語訳付き』 (角川ソフィア文庫) ISBN-13: 978-4044000660
『新訂 枕草子 下 現代語訳付き』 (角川ソフィア文庫) ISBN-13 : 978-4044000677
など、どのようなものでもよいので手元におき、いつでも読めるようにしてください。
また、以下の本もおすすめです。
赤間 恵都子『歴史読み枕草子―清少納言の挑戦状』(三省堂) ISBN-13 : 978-4385364063
山本 淳子『枕草子のたくらみ ―「春はあけぼの」に秘められた思い』 (朝日選書) ISBN-13 : 978-4022630575
なお、高等学校で使用した「国語便覧」は非常に便利なものなので、毎時持参してください。
その他特記事項
発表者は、manabaに資料をPDF形式で提出してください。
他の受講生は、その資料を各自で印刷または端末で読めるようにしておいてください。