シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅰ(社会政策論) | 2024 | 前期 | 火4 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 松丸 和夫 | マツマル カズオ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-203S
履修条件・関連科目等
講義科⽬「社会政策論Ⅰ・Ⅱ(松丸)」の履修を前提とします。
授業で使用する言語
日本語/英語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
社会保障分野(年⾦・医療・介護と社会福祉サービス)の諸制度を、国⺠⽣活の最低限保障の観 点から分析します。履修者は、最新の資料を読破し、関連⽂献を渉猟し、報告することが義務づ けられます。授業の進め⽅は、導⼊部分で私がテーマの意義等について簡単に説明し、続いて主 たる報告者がパワーポイントを使ってプレゼンテーションを⾏い、それを受け、全員で質問を出 し、報告者が回答することの繰り返しをおこないます。活発な議論の展開が求められます。
科目目的
⽇本の社会政策に関する統計資料、政策資料、調査資料の批判的検討を通じて、社会政策に関す る学術的知識の涵養に努めます。特に、社会保障制度の改⾰をめぐる各種審議会、政策提⾔の背 後にあるデータ的根拠、社会保障の理論的⽴場に⽴ち⼊った⾃説を展開できる能⼒を育てます。
到達目標
⽇本の社会政策に関する統計資料、政策資料、調査資料の所在と使⽤上の注意点を理解するこ と。具体的には、社会政策論で頻繁に使⽤する「労働⼒調査」「国勢調査」「毎⽉勤労統計」 「賃⾦センサス」「就業構造基本調査」について、統計調査の調査項⽬、集計区分、標本の特徴
をふまえた会席が出来るようになること。
授業計画と内容
1.社会保障の基礎理論
2.社会保障の改⾰課題の洗い出し
3.社会保険制度改⾰の沿⾰ (1)健康保険
4.社会保険制度改⾰の沿⾰ (2)国⺠健康保険
5.社会保険制度改⾰の沿⾰ (3)厚⽣年⾦保険
6.社会保険制度改⾰の沿⾰ (4)国⺠年⾦保険
7.社会保険制度改⾰の沿⾰ (5)失業・雇⽤保険
8.社会保険制度改⾰の沿⾰ (6)労働者災害補償保険
9.社会保険制度改⾰の沿⾰ (7)介護保険
10.公的扶助制度の沿⾰ (1)救貧法から⽣存権へ
11.公的扶助制度の沿⾰ (2)旧⽣活保護法の成⽴
12.公的扶助制度の沿⾰ (3)現⾏⽣活保護法の成⽴
13.公的扶助制度の沿⾰ (4)憲法25条裁判の検証
14.社会保障制度沿⾰の総括 (1)社会保険
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 発表回数とその内容で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用しません。