シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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憲法特講2(B) | 2024 | 後期 | 土2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 橋本 基弘 | ハシモト モトヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PU5-302L
履修条件・関連科目等
この授業では、前期の方針を維持しつつ、より発展した課題の探求を行いたいと考えている。履修条件は特に設定しないが、他の憲法関係の授業や行政法などもあわせて履修しておく方がよい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
自己決定権、人的結合の自由あるいはプライバシー権に関するアメリカ法の文献を購読することにより、これら概念の意義と到達点を解明することを予定している。
本年度は、前期においては、憲法解釈方法論に関する英語文献を素材にして、憲法解釈とは何かを考える。テキストとしては、前期同様、Dietr Grimm,Constitutionalism(Oxford,2016)を予定している。
科目目的
憲法に関する基本的な外国文献の購読力を養う
憲法判例の基本的な読み方を学ぶ
到達目標
憲法に関する基本的な外国文献の購読力を養う
憲法判例の基本的な読み方を学ぶ
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.司法審査と民主的正当性の問題
3.憲法解釈の現状
4.原意主義と憲法コモンロー
5.憲法解釈の諸理論
6.合衆国最高裁判所における憲法解釈
7.憲法の強制力
8.憲法理論と憲法の実務との関係
9.社会学理論と憲法理論
10.道徳理論と憲法解釈
11.合衆国最高裁判所の現状と問題点
12.最新の判例
13.合衆国最高裁判所判例とわが国への影響
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
あらかじめ割り当てた課題に取り組むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 課題への理解を基準とする。 |
平常点 | 70 | 出席、課題への取り組み、討論への貢献を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Kathleen Sullivan, Constitutional Law(4th.ed)