シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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近代文学研究A | 2024 | 前期 | 火5 | 文学研究科博士課程前期課程 | 富塚 昌輝 | トミツカ マサキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-JL5-109L
履修条件・関連科目等
学部において、国文学全般に関する知識を習得していることが望ましい。また、研究方法や論文作成についても、学部修了レベルの能力を有していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
文学研究に本格的に取り組むための基礎として文学理論について学びます。本年度は、海外おける日本近代文学研究について考えます。授業形式は演習形式で行います。教員が提示した理論的文献や理論を応用した研究論文について受講生が口頭発表を行い、その後参加者全員で討議を行います。
科目目的
日本近現代文学に関する研究論文を読むために必要となる文学理論の知識を身につけることを目的とします。また、修得した文学理論を応用することで、履修者自身の研究を発展させることを目的とします。
到達目標
・文学理論についての知識を身につけることができる。
・文学理論を応用した研究論文を読解することができる。
・文学理論を応用した研究論文を書くことができる。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス+文学理論について解説
第2回 日本近現代文学研究史の振り返り
第3回 日本近代文学における時間と空間:論文講読
第4回 日本近代文学における時間と空間:口頭発表
第5回 日本近代文学における時間と空間:討議
第6回 短詩型文学の近代:論文講読
第7回 短詩型文学の近代:口頭発表
第8回 短詩型文学の近代:討議
第9回 クィアリーディングと日本近代文学:論文講読
第10回 クィアリーディングと日本近代文学:口頭発表
第11回 クィアリーディングと日本近代文学:討議
第12回 書くことと政治:論文講読
第13回 書くことと政治:口頭発表
第14回 書くことと政治:討議
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・指定されたテキストについては必ず読んだ上で授業にのぞんでください。
・授業で取り上げた文献以外にも、文学理論に関する文献を多く読んでください。
・学会や研究会に積極的に参加し、研究の仕方を学んでください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 発表の準備、資料作成、発表の姿勢:50% 討議への参加度:50% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
第1回の授業で指示します。
【参考文献】
Edited By Rachael Hutchinson, Leith Douglas Morton, "Routledge Handbook of Modern Japanese Literature", Routledge, 2016
その他特記事項
履修状況により内容を変更する場合があります。
取り上げる文献以外にも関連文献を積極的に読んでください。