シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習Ⅰ | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 飯田 朝子 | イイダ アサコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OM2-SB01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【広告の研究を行うゼミです】 ゼミの様子はインスタグラム #iidaseminar2022 を参照
・扱うジャンルは広く、テレビコマーシャル、ポスター、電車内広告、看板、印刷媒体、デジタルサイネージ、Web・SNS上の広告戦略などをテーマにします。
・キャッチコピー、ネーミング、ブランディング、企業ロゴやパッケージデザイン、キャラクターの効果も併せて検証します。
・文化や言語の違いによって、同じ商品やブランドを売り出すにも広告の表現方法や消費者へのアプローチが異なってきますので、グローバルなターゲットに刺さる広告活動にはどのようなポイントがあるのかも分析します。
・広告代理店で活躍する人や起業家を招いてレクチャーをしてもらったり、広告コンテストに応募して学生の作品を発表する機会も設けます。
・将来、クリエイティブな仕事、特に広告業界や企業の広報部署で活躍したい学生の履修を歓迎します。
・授業内で実際にCMを作成する機会も設けます。
・英語はB1レベル以上あるといいでしょう。流暢に話せなくても大丈夫です。授業の中で英語力の向上指導(発音・英作文・プレゼンスキル等)への努力を惜しまない人に向いています。また、英語以外の外国語にも親しむ姿勢を歓迎します。 ※カリキュラム外の「サブゼミ」は日本語で行います。
・資料や授業の課題は、予めmanabaで配布します。コースニュースは毎週チェックしましょう。
科目目的
ゼミ活動の根幹はディスカッションです。担当教員は質問をたくさん出しながら、皆さんに考えるきっかけを与え、情報を整理する役割にあります。毎回のゼミの主役は自分自身であるという自覚を持って参加して下さい。
「好奇心を持って創造的に!」をモットーに、授業の前半から中盤ではディスカッションを行い、後半ではまとまった意見を発表したり、情報や意見を付け足しながら、その日のテーマに方向性を見出して行きます。
復習として資料などを参照します。演習Ⅰでは基礎的な議論の方法・情報の収集・意見と知識のまとめ方を通して、広告と多角的に向き合い、より発展的な内容への意欲を高めることが目標です。
到達目標
広告を通して海外の市場や文化を分析し、国際的なビジネス戦略を展開できるようにします。
デジタル広告を制作し、商品と標的消費者のコミュニケーションを円滑にする手段を考えます。
ディスカッションやプレゼンテーションを通して表現力を養い、説得力のある話ができるようにします。
授業計画と内容
1週目 演習Ⅰ~Ⅴで学ぶことの概略説明、広告オリエンテーション
2週目 Pair Discussion (プロモーションポスター制作)
3週目 Pair Presentation、Feedback、資料講読
4週目 英語キャッチコピーの基礎
5週目 英語キャッチコピーの応用と実践
6週目 テレビコマーシャルの基礎、資料講読
7週目 テレビコマーシャルの応用と実践、Group Discussion(CM課題)
8週目 Group Presentation(CMコンテ説明)とQA
9週目 広告業界で活躍するゲストスピーカーの講演:電通・在原遥子氏
10週目 Feedback Discussion(講演を聞いての感想と発展)、CM制作のテーマ決定
11週目 CMのStory Board制作
12週目 CMの撮影と編集(授業内で完成しない場合は宿題)
13週目 Final Group Presentation
14週目 プレゼンの総評とセメスターの総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
「サブゼミ」と呼ばれる、カリキュラム外の広告勉強会を開催します。原則木曜日の昼休みに実施しますので、昼食持参で積極的に参加しましょう。3、4年生から就職活動の話を聞いたり、広告業界で働く中大卒の先輩ゲストを招いたり、キャッチコピーやCMコンテストの応募に向けての練習も行います。
白門祭の授業休講期間に、東京アドミュージアムに行く計画も立てます。
https://www.admt.jp/
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | The final report in English |
平常点 | 50 | Class participation |
その他 | 30 | Pair presentations, Group presentations, and Reading Assignments |
成績評価の方法・基準(備考)
授業への出席と参加は重要です。単位取得のためには10週(1,000分)以上の参加が必要です。
プレゼンのフィードバックは授業内で行います。成績はパフォーマンスに応じてS~Cまで付きます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じてPadletというアプリケーションを使うことがある。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
在原遥子氏(電通でアニメなどの国際的なキャラクターライセンス事業を担当)を招いて講演を行う予定です。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
講師は海外の広告およびエンターテインメントビジネスに精通しており、日本のアニメやキャラクターのライセンス事業のビジネス経験が豊富です。例えば、なぜ「ハイキュー!!」が中国で大人気なのか、在原氏の講演を聞くことで、グローバルに活躍するための広告の重要性を学べます。
テキスト・参考文献等
指定テキストは特になし。必要に応じてデジタル資料を配布したり、動画やサイトを参照するように指示します。
【推薦図書】
Sedivy, Julie & Greg Carlson (2011) "Sold on Language: How Advertisers Talk to You & What This Says About You." Wiley Blackwell.
Solomon, Michael G.(2017) "Consumer Behavior: Buying, Having, and Being, Global Edition 12th edition." Pearson Education Limited.
その他特記事項
参考URL
● ゼミの紹介動画 /Introductory Video from Professor Iida in English
https://drive.google.com/file/d/1ZfYMVBQX8ynRr7zFfsT0VwNgY3nCgOeW/view?usp=sharing