シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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専門演習Ⅳ | 2024 | 春学期 | - | 国際経営学部 | 山田 恭稔 | ヤマダ ヤストシ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OM4-SA04
履修条件・関連科目等
日本語
<履修条件>
①自ら考え、積極的に学ぶ姿勢を求める。
②当ゼミでは、目的達成に向けてメンバー全員が協力し合う姿勢に重きを置く。また、必要に応じて、他の山田ゼミメンバーとも協力し、ゼミ運営やゼミ活動を行なうことを求める。
<関連科目等>
国際経営学部の「社会学」、「NGO/NPO論」、「地方創生マネジメント論」、「国際協力論」、「国際開発論」、「社会調査法」を履修済み、あるいは履修中であることが望ましい。
さらに、本専門演習科目と同時に開講される「Field Studies」も合わせて履修することが望まれる。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本専門演習 I〜Vは、ゼミ生が専門知識だけではなく、発表や討議をも含んだチームワークの経験を積み、協調性、自己管理力を修得し、また、レポートや演習論文の作成などを通じ、総合的な学習体験と知的複眼思考力を修得することに関わる。
<テーマ:アジアの地域社会と持続的開発>
「開発」及びそれがもたらす影響は、様々な形態の国際協力をも含むグローバルな現象である。一方、地域社会は、「開発」の受け手であり、また、その重要な担い手にもなり得、かつ、私たちが生活をいとなむ場である。
本専門演習では、アジアの地域社会、ならびにその「開発」のあり方を社会学的に捉えた持続性の観点から、各学生の関心に基づいた専門分野を深めつつ、研究する。また、専門演習 IV では、各学生は卒業研究に取り組む。
科目目的
各学生は、2年次及び3年次でのゼミ活動に通して習得した専門知識や研究経験を礎に、卒業研究の概要及びその構成骨子を明確化させる。
到達目標
各学生は、2年次及び3年次でのゼミ活動に通して習得した専門知識や研究経験を礎に、卒業研究の概要及び構成骨子を明確化させる。そのために、先行研究の洗い出し、データなどの情報収集、執筆、推敲の繰り返しなどを作業を重ねる。なお、就職活動などの準備を要する時間を念頭に置きながら、綿密な執筆計画を立てる必要があり、十分な時間と労力を掛けることが求められる。
授業計画と内容
本ゼミではゼミ生が主体となった卒業研究活動を行なう。その研究活動では、卒業研究の企画、準備、情報収集、結果の取りまとめ、論文執筆という多岐に亘る一連の作業を行ない、専門演習 IVでは、特に卒業研究の概要と構成骨子の明確化のための研究活動を行なう。
暫定的な授業計画は下記の通りであるが、履修者の希望などによって変更され得る。
1.オリエンテーション
2.卒業論文についての背景、先行研究レビュー、構成の発表(1):各自による問題意識と年間計画の発表
3.卒業論文についての背景、先行研究レビュー、構成の発表(2):第2回の続き、及び、教員が必要と判断した学生については2回目の発表
4.卒業論文についての背景、先行研究レビュー、構成の発表(3):第3回の続き、及び、教員が必要と判断した学生については2回目の発表
5.卒業論文の第1章発表(1):各自による卒業論文の第1章の発表と討議、各自第1章を提出する
6.卒業論文の第1章発表(2):第5回の続き、各自による卒業論文の第1章の発表と討議
7.卒業論文の第1章発表(3):第6回の続き、各自による卒業論文の第1章の発表と討議
8.卒業論文の第2章発表(1):各自による卒業論文の第2章の発表と討議、各自第2章を提出する
9.卒業論文の第2章発表(2):第8回の続き、各自による卒業論文の第2章の発表と討議
10.卒業論文の第2章発表(3):第9回の続き、各自による卒業論文の第2章の発表と討議
11.卒業論文の第3章発表(1):各自による卒業論文の第3章の発表と討議、各自第3章を提出する
12.卒業論文の第3章発表(2):第11回の続き、各自による卒業論文の第3章の発表と討議
13.卒業論文の第3章発表(3):第12回の続き、各自による卒業論文の第3章の発表と討議
14.専門演習IVの総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間は報告と議論を行なう場である。それに臨む準備として、発表予定の学生から予め提出されるレジメ、草稿、関連資料などは前もって目を通すことが求められる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 1. 卒業研究に関する報告の準備・発表:25% 2. 議論への参加度:30% 3. 卒業論文草稿の部分原稿:35% 4. ゼミ活動へのコミットメント・貢献度、ゼミメンバーとの協力等:10% |
成績評価の方法・基準(備考)
「授業計画と内容」の箇所で記した通り、本専門演習では、ゼミ生の主体的な研究活動とゼミ運営が強く求められる。その方針に基づき、成績評価方法は、上記の通りである。
なお、出席は評価の前提条件である。配慮すべき理由がなく、以下のいずれかの条件を満たした者はE判定とする:
- 出席率が70%に満たない者
- 報告日に無断で欠席した者
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
・財団法人 国際開発センター 研究員(開発社会学)、在職1991年8月〜1993年3月。
・社会開発国際調査研究センター 主任研究員(地域社会開発)、在職1993年7月〜2019年3月。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・データ収集活動に関する計画立案、準備、実施、結果取りまとめなどへのコメントおよびフィードバック。
テキスト・参考文献等
テキスト:なし。
参考文献:- 浜本篤史・佐藤裕. 2012. 「『開発社会学』の研究系譜とアプローチ:国内外の社会学における蓄積にもとづいて」.国際開発研究 第21巻 第1・2号. p.11-29.
この他にも、必要に応じて、演習の中で紹介する。
その他特記事項
・講義や発表中の私語、授業内容と無関係なスマホ使用、不要な出入り等は控えること。
・服装・行動に関する社会的な常識・マナーを遵守すること。