シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法学 | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 青木 望美 | アオキ ノゾミ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OL1-LA05
履修条件・関連科目等
特になし。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
生活の様々な場面で法律と関わる問題が生じている。この授業では法学の基礎的な事項について解説を行っていく。まず前半において、憲法をはじめ、日本の主要な法分野である、六法の大きな枠組みとともに、諸外国および日本の法と法学の発展、国際社会と法について概説する。後半では、現代社会で生じている問題について法律の側面から幾つかのトピックを取り上げ、これを解説していく。
科目目的
講義を通じて、法の存在の背景となる歴史や思想にも触れつつ、法学の基礎となる知識、法分野ごとの論理の在り方を習得することを目的とする。これらの知識を用いて、実生活で生じる事象が法学のいかなる分野に該当するものであるかと認識できる技術を習得する。その上で、個別の問題についての社会的背景を考察し、リーガル・マインドに基づく問題解決に向けた自説の展開を行えるようになることを目指すものである。
到達目標
法学のおおよその全体像を把握し、法学的な視点から個別の問題を考える力を身につけることを目標とする。
授業計画と内容
1 ガイダンス:法とは何か(実体法と手続法、民事と刑事、私法と公法、等)
2 日本の憲法(人権および統治機構)
3 刑法の基本概念と刑事訴訟法
4 民法の基本概念と民事訴訟法
5 民法の特別法としての商法(会社法も含む)
6 諸外国における法と法学の発展(大陸法、英米法、日本)
7 行政法、中間まとめ(中間テスト)
8 国際社会と法1(国家とは何か、国際法とは何か)
9 国際社会と法2(個別の条約)
10 ハラスメント規制法
11 児童虐待防止法と児童福祉法の改正
12 ヘイトスピーチ解消法とインターネット上の誹謗中傷
13 気候変動と法
14 まとめ(最終確認)
(内容と順番は変更になる可能性があります)
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(復習)授業で解説した箇所について、レジュメやテキストで確認すること。取り上げたテーマに関連する時事問題について把握すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | 法学の基礎的な事項に関する中間テスト |
期末試験(到達度確認) | 80 | 個別の課題に関する論述(1500字程度) |
成績評価の方法・基準(備考)
法学の基礎的な事項に関する中間テスト1回(20%)および個別の課題に関する論述(1500字程度)による期末試験(80%)の総合成績により評価を行う。講義への積極的な姿勢(数回実施される講義内容への感想文提出等)については、加点するものとする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manaba等を通じて中間テストや質疑応答等にも対応します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特になし。毎回の講義で、レジュメを配布する。
(参考文献1)
永井和之・森光編『法学入門(第3版)』(中央経済社、2020年)
(参考文献2)
長田祐卓・齊藤功高・野澤基恭・中田達也・松本祥志 編『現代に生きる国際法』(尚学社、2022年)
その他特記事項
参考URL
特になし。