シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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数学 | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 中野 純司 | ナカノ ジュンジ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-OC1-LA09
履修条件・関連科目等
高等学校における数学 I, A, II, B, III などの内容を理解していることが望ましい。ただし、必須とはしない。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経営学や経済学の数理的側面ならびに統計的方法と手法の基礎となる数学の一部である微分積分学について講義する。具体的には極限, 微分, 積分(多変数の場合を含む)などに関する大学レベルの概念を扱う。理論の構築を中心に進める。
科目目的
この科目は, 学位授与の方針で示されている「企業のグローバルな活動における諸課題を経営学及び経済学を基本とした視点から把握し、組織とその活動メカニズムの理解に基づき業務を的確に行うことができる、深い専門能力」および「統計的方法と手法によって現状把握と分析を行い、企業の経営戦略を立案することができる、深い専門能力」のうち, 経営学や経済学の数理的側面ならびに統計的方法と手法の基礎となる数学的素養を習得することを目的としている.
到達目標
極限, 微分, 積分(多変数の場合を含む)に関する基本的な概念を理解した上で、それらの概念に基づく具体的な計算ができるようになることを目指す。
授業計画と内容
1. ガイダンス、大学数学の準備
2. 関数の極限、極限の意味、関数の連続性
3. 重要な初等関数
4. 微分可能性と微分、微分法の応用
5. テイラー展開
6. 積分の概念、積分の計算
7. 積分の応用
8. ユークリッド空間、多変数の関数、ベクトル
9. 多変数関数の微分
10. 多変数関数の微分法の応用
11. 重積分
12. 変数変換
13. 重積分の応用
14. 総括
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に課題が課されたときは、解答を提出すること。課題が課されていないときはノートを丁寧に読み返したり、受講者同士で議論したりすることで授業で扱った概念を定着させること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 授業で扱った数学的概念を理解しているかどうか、それらの概念に基づく具体的な計算ができるかどうかを評価する。 |
平常点 | 40 | responによる授業中の質問に対する対応、課された課題の解答などを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
資料を配付する。
その他特記事項
数学を書く速度より速く学ぶことは難しいので、たくさん書いて勉強することを勧める。質問等については授業中や授業の前後、またはオフィスアワーに受け付ける。