シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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政治学演習2(A) | 2024 | 後期 | 木2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 中島 康予 | ナカジマ ヤスヨ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-704S
履修条件・関連科目等
履修条件は特に定めません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期の政治学演習1(A)に引き続き、政治的差異・社会的差異の構築と包摂・排除にかかわる政治理論のテキストを講読します。
科目目的
文献の講読・検討を通して、政治理論の課題・可能性をさぐることを目的とします。
到達目標
受講生が、政治理論の基礎的な文献講読を通して、自身の知の生産に意識的にとりくむ力を身につけることをめざします。
授業計画と内容
『正義への責任』
第1回 「罪」対「責任」
第2回 社会的つながりモデル
第3回 国境を越える責任
第4回 責任を避ける
第5回 責任と歴史的な不正義
『正義の秤』
第6回 正義の秤、天秤と地図
第7回 グローバル化する世界で正義を再フレーム化すること
第8回 平等主義の二つのドグマ
第9回 変則的正義
第10回 公共圏の国境を横断すること
第11回 フェミニズムの想像力を地図化すること
第12回 規律訓練からフレシビリゼーションへ
第13回 グローバリゼーションにおける人類の脅威
第14回 フレーム化の政治
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎回授業の前にテキストを予め講読し、その概要を理解した上で、授業中に議論すべき論題を必ず準備してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 書評(40%)に基づき評価します。 |
平常点 | 60 | 内訳は、授業への参加(30%)、授業の準備や授業中の議論への参与(30%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・授業時間外に指導を受けたり、質問をしたい場合は、授業時間中に申し出るか、その旨記したメールを、公開しているメールアドレス宛、送信してください。日程を調整した上で対応します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下のテキストを講読します。
アイリス・マリオン・ヤング(岡野八代・池田直子訳)『正義への責任』岩波書店、2014年。
ナンシー・フレイザー(向山恭一訳)『正義の秤』法政大学出版局、2013年。