シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
演習Ⅰ(公共経済学) | 2024 | 前期 | 金4 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 中村 彰宏 | ナカムラ アキヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-203S
履修条件・関連科目等
「公共経済学Ⅰ」を同時に履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
公共経済学の理論と実証分析を実行するための基礎力の修得を目指す。公共、環境、地域ガバナンスに関する基礎概念の修得と統計的な分析手法に関する実際の例を用いたトレーニングを実施する。演習Iでは、特に基礎概念の習得に重点を置く。
科目目的
公共経済学の基礎理論に関する理解を確かなものとするとともに、理論の実証分析を進めるために統計学の手法を学習する。
到達目標
履修学生が、公共経済学で用いられる基礎的なツールを用いて、実際の政策や制度の客観的評価を一定程度できるようになること。理論のみならず、実証的なアプローチで政策や制度を評価し、エビデンスをもって、政策提言の方法を理解できるようになること。
授業計画と内容
1 公共経済学の分析の基礎Ⅰ(考え方)
2 公共経済学の分析の基礎Ⅱ(現実の応用例:規制編)
3 公共経済学の分析の基礎Ⅲ(現実の応用例:競争政策編)
4 公共経済学の分析の基礎Ⅳ(現実の応用例:制度設計編)
5 基礎理論の課題演習Ⅰ(単一財市場の分析)
6 基礎理論の課題演習Ⅱ(垂直関係を考慮した分析)
7 基礎理論の課題演習Ⅲ(代替財を考慮した分析)
8 基礎理論の課題演習Ⅳ(履修者による課題報告)
9 公共経済学の統計分析手法Ⅰ(単一財市場の分析事例)
10 公共経済学の統計分析手法Ⅱ(垂直関係を考慮した分析事例)
11 公共経済学の統計分析手法Ⅲ(代替財を考慮した分析事例)
12 公共経済学の統計分析手法Ⅳ(履修者による課題報告)
13 統計分析手法の課題分析Ⅰ(単一財市場の分析事例)
14 統計分析手法の課題分析Ⅱ(垂直関係を考慮した分析事例)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業中に課題とその取り組み方を指導する。このガイドに従って、事前に準備をして授業に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 60 | 授業の理解度を中心に評価します |
平常点 | 40 | 授業への積極的参加と貢献を中心に評価します |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じてオンラインツールも積極的に活用します
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
総務省(郵政省)での勤務経験があります
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
政策の具体的事例を授業内でも扱います
テキスト・参考文献等
それぞれのテーマに応じて、適当な教材を毎回提供する。
その他特記事項
毎回課題に積極的に取組むこと。