シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報演習Ⅰ | 2024 | 後期 | 月5 | 国際情報学部 | 橋本 健広 | ハシモト タケヒロ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF2-SM02
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
主にイギリス文学と日本文学を題材とし、作品の読解とデジタルヒューマニティーズの分析技法を学びます。デジタルデータの準備・前処理、可視化、テキスト分析、コード変換、画像分析、ネットワーク分析などの技術を学びつつ、文学研究でそれらの技法を生かす手法を学びます。
文学研究を主体とするため、テキストを精読することでイギリス文学・日本文学全般への理解と素養を深めることが最も大切となります。その上で、文学のデータ分析に挑戦し、データから得られる知見と読解や関連情報から得られた知見を融合する文学研究の方法を学びます。
演習では、イギリス文学・日本文学の簡単なテキスト読解と、文学をデータ分析する手法を主に学びます。課題を前もって読んで発表し議論する形式を取ります。データ分析に必要な情報の基礎や情報演習、著作権についても取り上げる予定です。
科目目的
主にイギリス文学と日本文学を題材とし、作品の読解とデジタルヒューマニティーズの分析技法を学びます。デジタルデータの準備・前処理、可視化、テキスト分析、コード変換、画像分析、ネットワーク分析などの技術を学びつつ、文学研究でそれらの技法を生かす手法を学びます。
到達目標
学生は、イギリス文学・日本文学に根差す教養をもとに、情報や法律の知識・方法を活用するなどして、自らの力で物事を考え、他人と交わり、世の中を生きていく力を養うことができます。
授業計画と内容
演習Ⅰでは、デジタルデータの準備・前処理、可視化の方法を学びます。加えて、イギリス文学または日本文学の作品の読解を行います。毎回の発表により、発表の仕方を身に着けます。
第1回 : オリエンテーション
第2回 : データ可視化概説
第3回 : デジタルデータの準備:墓場のデータ
第4回 : デジタルデータの前処理:墓場のデータ
第5回 : 可視化(線グラフ):墓場のデータ
第6回 : 可視化(色):墓場のデータ
第7回 : 発表
第8回 : 作品読解 演劇作品『ハムレット』 第一幕
第9回 : 作品読解 演劇作品『ハムレット』 第二幕
第10回: デジタルデータの準備:演劇作品
第11回: デジタルデータの前処理:演劇作品
第12回: 可視化(線グラフ):演劇作品
第13回: 可視化(色):演劇作品
第14回: 発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
プレゼンテーションの準備
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | レポートと発表 |
平常点 | 50 | 参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
講義内容に応じた教育ツールの使用
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
フランコ・モレッティ『遠読: 世界文学システムへの挑戦』(秋草俊一郎・今井亮一・落合一樹・高橋知之訳、みすず書房、2016年)
Brian Kokensparger. (2018). Guide to programming for the digital humanities: Lessons for introductory Python. Cham, Switzerland: Springer.