シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報ネットワーク論 | 2024 | 前期 | 木1 | 国際情報学部 | 吉田 雅裕 | ヨシダ マサヒロ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IG2-IT14
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「インターネット概論」で学んだ、基本的なプロトコルやOSI基本参照モデルといった技術、概念をさらに高い水準で学ぶ。インターネット概論では概念レベルの説明にとどまっていたアプリケーション層の各プロトコルについて、仕様書レベルの知識を獲得し、各プロトコルの駆動原理や、プロトコル間の相互作用について理解する。IoTやオーバレイネットワークなど、新しいネットワークの潮流を正しく把握し、自らが立案する問題解決手法の中に組み込める力量を身に付ける。
科目目的
情報社会が抱える諸課題を多角的に分析、解明した上で、その問題の解決策を論理的に構築する上で有用な情報通信工学の習得を目指す。HTML、CSS、JavaScriptなどのプログラミング言語を用いてWEBサイトを構築する演習を行う。さらに、構築したWEBサイトとの通信内容を取得する「パケットキャプチャ」の方法を習得する。パケットキャプチャによって取得したWEBの通信内容を解析することで、WEBの通信プロトコルやOSI基本参照モデルの詳細を把握し、実践的な情報通信工学を習得することを目標とする。
到達目標
HTML、CSS、JavaScriptを使ったWEBサイトの製作ができるようになる。パケットキャプチャを使った通信内容の取得と解析ができるよになる。
授業計画と内容
第1回 : イントロダクション
第2回 : WEBの仕組み①(HTML基礎)
第3回 : WEBの仕組み②(HTML応用)
第4回 : WEBの仕組み③(CSS基礎)
第5回 : WEBの仕組み④(CSS応用)
第6回 : WEBの仕組み⑤(JavaScript基礎)
第7回 : WEBの仕組み⑥(JavaScript応用)
第8回 : WEBの仕組み⑦(WEBサービス)
第9回 : WEBサイトの構築・前半
第10回 : WEBサイトの構築・後半
第11回: 通信プロトコル①(アプリケーションプロトコル)
第12回: 通信プロトコル②(レイヤ4プロトコル)
第13回: 通信プロトコル③(レイヤ3プロトコル)
第14回: 通信プロトコル④(レイヤ2プロトコル)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 各回の授業時に提示する課題:60% WEBサイト構築の演習課題:40% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生のノートパソコンを利用してWEBサイトの製作やパケットキャプチャの演習を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
2013年4月~2019年3月
日本電信電話株式会社にてネットワーク仮想化と自動運転車に関する研究開発を実施。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験から得られた知見は、WEB技術やネットワークの通信プロトコルに関する内容に深く関係する。
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替する。
その他特記事項
講義中に演習を行うため、WEBに接続可能な端末を持参すること。