シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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OSとハードウェア | 2024 | 後期 | 木4 | 国際情報学部 | 小花 聖輝 | コハナ マサキ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IG2-IT18
履修条件・関連科目等
プログラミング基礎で学んだ内容について復習しておくこと。
コンピュータアーキテクチャを履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義ではオペレーティングシステムがどのようにコンピュータのハードウェアを管理しているのかを学ぶ。OSの備える機能、資源管理の方法、プロセス制御の方法とともに、ソフトウェアがどのようにOSの機能を活用するかについても学ぶ。
科目目的
OSの役割について理解し、OSの機能を直接利用したプログラムを書けることを目指す。
到達目標
プロセス管理について理解する
メモリ管理について理解する
システムコールを使ったプログラムやプロセス間通信のプログラムが書ける
授業計画と内容
第1回 : ガイダンス、OSの概念と歴史
第2回 :システムコール
第3回 :プロセスとスレッド
第4回 : プロセス間通信
第5回 : スケジューリング
第6回 : 同期と排他制御
第7回 : 実メモリと仮想メモリ
第8回 : ページング
第9回 :ファイルシステムの基礎
第10回 : ファイルシステムの実装
第11回:入出力管理
第12回: セキュリティ
第13回: 仮想化とクラウド
第14回: 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
レジュメを確認し講義内容を把握する。演習問題を解く。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | OSに関する重要な技術・知識について理解している |
レポート | 40 | OSのシステムコールを用いたプログラムが書ける。 OSに関する情報の調査ができる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポート課題 40%、期末試験 60%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
担当教員が授業内で適宜指示する
【参考書】
Operating System Concepts 10ed, A. Silberschatz/P. B. Galvin/G. Gagne, Wiley
Modern Operating Systems 4ed, A. S. Tanenbaum/H. Bos, Pearson
コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方、Noam Nisan、 Shimon Schocken、オライリージャパン