シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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データベース論 | 2024 | 前期 | 木3 | 国際情報学部 | 吉田 雅裕 | ヨシダ マサヒロ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IG3-IT22
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
データベースはあまり個人利用されないものの、社会インフラを形成する各情報システムではバックエンドとして必ず利用されるミドルウェアである。本講義では、データベースの理論と実装を学び、基本的なデータベース操作を修得する。データモデルや正規化、トランザクション管理、ACID特性、SQL等はもちろんのこと、近年の潮流であるNoSQLなどにも対応し、IoTやビッグデータを活用した問題解決策の立案や実装を行える力量を修得する。データベース言語の『SQL』を用いて、演習を中心とした授業内容により、データベースの基礎技術を学習する。
科目目的
情報社会が抱える諸課題を多角的に分析・解明した上で、その問題の解決策を論理的に構築するために有用なデータベースの基礎技術の習得を目指す。ビッグデータを管理する考え方、データベースの設計方法、SQLによるデータベース構築などのビッグデータ管理技術を身につける。さらに、Kaggleなどで公開されている実用的なビッグデータに対して、データモデリングや正規化などのデータベース設計を行い、クラウド環境にデータベース構築を行うことで、実践的なビッグデータ管理の能力を習得することを目標とする。
到達目標
SQLを用いたデータベース操作ができるようになる。実際のビッグデータに対するデータベース設計ができるようになる。
授業計画と内容
第1回 : イントロダクション
第2回 : はじめてのSQL
第3回 : 基本文法と4大命令
第4回 : 操作する行の絞り込み
第5回 : 検索結果の加工
第6回 : 式と関数
第7回 : 集計とグループ化
第8回 : 副問い合わせ
第9回 : 複数テーブルの結合
第10回: トランザクション
第11回: テーブルの作成
第12回: さまざまな支援機能
第13回: テーブルの設計(前半)
第14回: テーブルの設計(後半)、NoSQL
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 100 | 各回の講義の課題:60% 最終レポート課題:40% |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生のノートパソコンを利用してデータベース演習をおこなう。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
関係する具体的な職歴:2013年4月~2019年3月
日本電信電話株式会社にてネットワーク仮想化と自動運転車に関する研究開発を実施。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験から得られた知見は、データベースを用いたビッグデータ管理に関する内容に深く関係する。
テキスト・参考文献等
授業でテキストを使用せずに、レジュメ等の配布資料で代替する。
その他特記事項
講義中に演習を行うため、WEBに接続可能な端末を用意すること。