シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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デジタルブランディング | 2024 | 後期 | 金5 | 国際情報学部 | 森田 学 | モリタ マナブ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-MK3-SE11
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
デジタル技術の発展が加速する中で、消費財としてのコンテンツは無数にあふれているのが現状である。こうした状況下では、どれだけ良質なコンテンツを制作したとしても、他の商品に埋没してしまい、最終消費者へとリーチすることは困難である。商品と最終消費者との信頼関係を強化し、商品価値や企業価値を高めるためのツールとして、ブランディングについて学ぶ。「インタフェースデザインとユーザ体験」とあわせて受講することで、価値最大化の体系について全体像を理解する。
科目目的
顧客に対して価値を提供するという経済活動に関わる人に共通して必要となる企業価値、商品価値の市場における設定と、それらを正しく顧客に伝える手段としてのブランディングに対する基礎的な知識、およびデジタルチャネルの活用法を習得することを目的としています。
到達目標
本科目では主に以下を目的とします。
・顧客価値向上のために、マーケティングが果たす役割について理解する。
・マーケティング戦略及び実施計画、そして成果の測定方法について理解する。
・企業および事業の戦略立案に必要な市場の分析手法の基礎を理解する。
・ブランドとは何か、またブランドエクイティがどの様に築かれ、管理されるのか
を理解する。
・デジタル技術およびデータ分析の高度化がマーケティングに及ぼす影響について
理解し、それらを効果的に活用した顧客価値を高める方法について学ぶ。
これらの項目について、要旨を他者に説明し、またケーススタディーを通してその実践について方策を提案できるようになること
授業計画と内容
第1回 : マーケティングと顧客価値
第2回 : マーケティング戦略の計画と成果の測定
第3回 : 消費者・ビジネス市場の分析
第4回 : セグメンテーションとターゲティング
第5回 : 競争におけるポジショニングの設定
第6回 : ブランドとは何か
第7回 : ブランディング戦略の立案
第8回:マーケティングにおけるデジタル・データ応用のプラクティス -デジタルチャネル-
第9回 :マーケティングにおけるデジタル・データ応用のプラクティス -データ活用と顧客体験-
第10回:グローバル環境への対応
第11回:ケーススタディー発表およびディスカッション(1)
第12回:ケーススタディー発表およびディスカッション(2)
第13回:総括・まとめ
第14回: 期末試験および問題解説
上記日程及び各回の内容は授業の進捗により変わる可能性があります。
ケーススタディー発表の時間枠は、参加学生の総数によって変わる可能性が
あります。変わる場合には他のセッションの内容を調整します。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・指定のテキストを事前に読み込むこと
(講義期間中はケーススタディーがあるので、可能な限り期間前に読むことを推奨する)
・チームでのケーススタディー取り組み
・授業の復習
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 30 | 期末試験の点数 |
平常点 | 40 | 授業への出席及び発言 |
その他 | 30 | チームでのケーススタディー及び発表・ディスカッションへの貢献 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
日本電気株式会社 ソリューションセールス 2007 – 2014
日本マイクロソフト株式会社 開発者マーケティング 2014 – 2018
レッドハット株式会社 戦略製品担当・プログラムマーケティング 2018 – 2023
ミドクラジャパン株式会社株式会社 / ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 出向在籍
Vision AI/Edge ソリューションビジネス開発 2023 – 現職
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
グローバルな事業会社におけるマーケティング、ブランド戦略なども参考としながら授業内容を構成します。
テキスト・参考文献等
コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 第3版 (日本語)