シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国語3b 2-35 | 2024 | 後期 | 火4 | 経済学部 | 渡邊 賢 | ワタナベ ケン | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-CH2-13bX
履修条件・関連科目等
ピンイン字母の読み書き・発音、基本語法を習得していることを前提とする。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
外国語の学習には、話す・聞く・読む・書くの四つの面を学ぶことが考えられるが、本授業は読むこと、すなわち中国語文の読解力を養成することに力点を置く。実際の授業に際し、教材には、新聞記事や学術論文の一部分を用いるが、語彙を始めとした情報量は、初学時に比し、著しく増加するので、日中辞典はフルに活用しながら、その扱い方に習熟することも、授業目的の視野に入れる。なお、音声があっての言語であり、発音や、発音のローマ字表記および耳による音の弁別をも疎かにはしない。必要があれば音声面の再教育を行う。
科目目的
時事問題に関する中国語の語彙、語法に習熟する。
到達目標
中国語の新聞・論文を読解する能力を養成することを目的とする。
授業計画と内容
第1回:ガイダンス
第2回:課本第7課「世界首艘海上養殖船」1―現代中国における最新洋上養殖漁業に関わる記事を読み解く。また書面上の比較表現などについて学ぶ。
第3回:「世界首艘海上養殖船」2―前回に引き続き、中国の養殖漁業に関する文章を読み進めるとともに、介詞「将」などを学習する。
第4回:課本第8課「城市花絮」1―諸方面における新技術の導入およびそれに伴う新商売や問題点に関する文章を読解する。また可能補語などについて復習する。
第5回:「城市花絮」2―前回に引き続き、新技術の導入伴う諸問題に関わる文章を読み進む。その際、同一疑問代詞の連用などについて学習する。
第6回:課本第9課「“宅育難”阻礙生育的攔路虎」1―「独生子女(一人っ子政策)」廃止に伴う育児上の諸問題についての記事を読む。あわせて動詞「来」の様様な用法などを学習したい。
第7回:「宅育難”阻礙生育的攔路虎」2―第6回に引き続き、現代中国における育児上の諸問題についての文章を読み進む。また判断詞「為」などについて学習する。
第8回:課本第10課「百歳基辛格再訪華」1-半世紀以前に米中国交回復への道筋をつけたキッシンジャーの再度の訪中にまつわる文章を読む。また「基辛格」という人名の音訳方法についても考えたい。
第9回:「百歳基辛格再訪華」2―前回に引き続き、キッシンジャー訪中の記事を読む。漢語文の修飾構造を作る構造助詞などを学ぶ。
第10回::課本第11課「保護伝統村落,挖掘文化価値」1―現代中国においては農村の価値の見直しと保護とが試みられている。その間の事情を読み解くとともに、動態助詞の用法を整理する。
第11回:「保護伝統村落,挖掘文化価値貴数字」2―前回に引き続き、現代中国における農村復興に関わる文を読み進む。語法事項として能願動詞の用法などを整理する。
第12回:課本第12課「教室衛生該由誰打掃?」1―従来学力の向上のみに傾いていた中国の学校教育にも近年変化がみられるらしい。これに関する文章を読み解きながら、あわせて介詞構造などについて復習する。
第13回:「教室衛生該由誰打掃?」2―前回に引き続き、現代中国における学校教育についての文章を読む。また能願動詞「会」の様様な用法などについて復習する。
第14回:総合的な復習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
必ず予習をしてノートを作成した上で教場に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 中国語の論説文を日本語訳する。その際、中国語の語彙の意味の正確な理解ができているか、文の構造が理解できているかを判定する。 |
平常点 | 50 | 毎回の小試験の成績および予習態度により判定する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業時毎回実施する小試験の成績50%、前・後期期末試験の成績50%
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
『時事中国語の教科書ー久久為功ー2024年度版』 朝日出版社
その他特記事項
日中辞典を必携すること。辞書の選択は個々の学生に任せるが、できれば電子辞書ではなく、地図・年表・図版・語法説明などの付録の充実したものが望ましい。辞書は、授業初回時にいくつかを紹介する。
参考URL
特になし